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2005-04-06
DoobaDoo
(GRAMMY G-0548009)

これはユニークなアコースティック・スウィング・ジャズ感覚のポップ・アルバムですね。ピチガーという女性ボーカリストとジェーラサーというギター、キーボード、ドラム、ベース、プログラミングもこなす男性の2人組ユニットです。何かインディーズっぽい作りですが、メジャーのグラミーからの今年(2005年)のデビュー・アルバム。タイ・ヒップ・ホップ界の中心人物、ジョーイ・ボーイがエクゼクティブ・プロデューサーというから制作陣もユニーク。インドネシアのネオ・アコ・バンド、Moccaにちょっと似た雰囲気なので嬉しくなりました。このCDはリミックス・バージョンのCDも付いたスペシャル盤2枚組です。
サウンドの基本はギター、キーボード、フレットレス・ベース、ドラムスに、曲によってピアノを加味したシンプルなジャズ・コンボ編成。このアルバムの魅力はなんといってもピチガーちゃんのタイ語のキュートなヴォーカル。バックのシンプルな演奏も彼女の繊細なボーカルを程よく引き立てていて好感が持てます。1曲目なんかアコースティックなスライド・ギターも入ったしゃれたアレンジで、感心しちゃいました。おやじリスナーの私は往年のマリア・マルダーなど連想しちゃいますね。2曲目の「Mai chai poo chai」はチャールストンの踊りが似合うブラス入りの軽快なスウィング・ジャズで歌詞のフレーズもキャッチーで面白いです。3曲目はストリングスも入ったゴージャスなジャズ・バラード。アンニュイなピチガーのヴォーカルも情感があって良いです。ラストはアップテンポのジャズですが、リズムに乗ったピチガーの早口のスキャットがカッコいいです。いや~こんなお洒落でポップなアルバムが出てくるとはタイ・ポップスはやっぱり面白い。
もう1枚のリミックスCDはダンス・ビートのクラブ使用っぽい作りですが、特に真新しい音はないので1枚で十分という気がしました。

こちらで2曲試聴できます。
eThaiCD.com : DoobaDoo

これはユニークなアコースティック・スウィング・ジャズ感覚のポップ・アルバムですね。ピチガーという女性ボーカリストとジェーラサーというギター、キーボード、ドラム、ベース、プログラミングもこなす男性の2人組ユニットです。何かインディーズっぽい作りですが、メジャーのグラミーからの今年(2005年)のデビュー・アルバム。タイ・ヒップ・ホップ界の中心人物、ジョーイ・ボーイがエクゼクティブ・プロデューサーというから制作陣もユニーク。インドネシアのネオ・アコ・バンド、Moccaにちょっと似た雰囲気なので嬉しくなりました。このCDはリミックス・バージョンのCDも付いたスペシャル盤2枚組です。
サウンドの基本はギター、キーボード、フレットレス・ベース、ドラムスに、曲によってピアノを加味したシンプルなジャズ・コンボ編成。このアルバムの魅力はなんといってもピチガーちゃんのタイ語のキュートなヴォーカル。バックのシンプルな演奏も彼女の繊細なボーカルを程よく引き立てていて好感が持てます。1曲目なんかアコースティックなスライド・ギターも入ったしゃれたアレンジで、感心しちゃいました。おやじリスナーの私は往年のマリア・マルダーなど連想しちゃいますね。2曲目の「Mai chai poo chai」はチャールストンの踊りが似合うブラス入りの軽快なスウィング・ジャズで歌詞のフレーズもキャッチーで面白いです。3曲目はストリングスも入ったゴージャスなジャズ・バラード。アンニュイなピチガーのヴォーカルも情感があって良いです。ラストはアップテンポのジャズですが、リズムに乗ったピチガーの早口のスキャットがカッコいいです。いや~こんなお洒落でポップなアルバムが出てくるとはタイ・ポップスはやっぱり面白い。
もう1枚のリミックスCDはダンス・ビートのクラブ使用っぽい作りですが、特に真新しい音はないので1枚で十分という気がしました。

こちらで2曲試聴できます。
eThaiCD.com : DoobaDoo
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2005-04-05
オイ・ガトーン
ワート・キット・ワート・ワン(将来の夢)

ガトーンのアルバムで美声を響かせていたのがこの女性歌手オイ・ガトーン。ガトーンを脱退してソロに転向した女性歌手です。プンプアンのカバー集を出したりして、意外な面を見せていました。これは2004年に発売された最新作。80~90年代のプアチーウィットの代表曲10曲を歌った企画アルバムのようです。プアチーウィットは歌詞が重要だと思うのですが、彼女のストレートで美しいボーカルは言葉が解らなくとも心に響いてきます。聴く人の熱いハートがあれば何でもOKじゃないでしょうか?社会派の歌なんですが親しみやすい美メロですので、懐かしくも耳に心地よい良質のポップ・アルバムとなってます。

ガトーンのアルバムで美声を響かせていたのがこの女性歌手オイ・ガトーン。ガトーンを脱退してソロに転向した女性歌手です。プンプアンのカバー集を出したりして、意外な面を見せていました。これは2004年に発売された最新作。80~90年代のプアチーウィットの代表曲10曲を歌った企画アルバムのようです。プアチーウィットは歌詞が重要だと思うのですが、彼女のストレートで美しいボーカルは言葉が解らなくとも心に響いてきます。聴く人の熱いハートがあれば何でもOKじゃないでしょうか?社会派の歌なんですが親しみやすい美メロですので、懐かしくも耳に心地よい良質のポップ・アルバムとなってます。
2005-04-04
ガトーン
ノンストップ(AGCD-1027)

忙しくって意地の更新も止まっちまってますね。最近、疲れて仕事してるときに聴くのが、最近出たこのガトーンのノンストップCD。おなじみの曲が次から次へと18曲出てくるので、懐かしいやら楽しいやらで仕事もはかどるってもんです。
ガトーンはその昔、日本盤もでていたのでよく知られているバンドだと思います。プアチーウィット(生きるための歌)と呼ばれるジャンルの社会派のフォークロック・バンドです。ロック・バンドの編成にタイの民族楽器をミックスさせ、アジアのロックらしいぬくもりのあるビートが好きでした。歌詞はかなりメッセージ性が強く戦争や当時のタイに経済進出している日本企業なども批判の対象にしていました。ガトーンの中で魅力的だったのが女性ボーカルのオイ・ガトーン。そのストレートで素朴な歌声が独特の味わいを醸し出しています。今、改めて聴いてもこの個性的なバンドの輝きは失っていませんね。
「サオ・ラム・ウォン」、「ジープン・ユンピー」、「サムライ・プーク」など初期の代表的なヒット曲が収められていますので、興味を持たれた方にはオススメです。
プアチーウィットの参考サイト
SAWADEE MUSIC-プアチーウィット

忙しくって意地の更新も止まっちまってますね。最近、疲れて仕事してるときに聴くのが、最近出たこのガトーンのノンストップCD。おなじみの曲が次から次へと18曲出てくるので、懐かしいやら楽しいやらで仕事もはかどるってもんです。
ガトーンはその昔、日本盤もでていたのでよく知られているバンドだと思います。プアチーウィット(生きるための歌)と呼ばれるジャンルの社会派のフォークロック・バンドです。ロック・バンドの編成にタイの民族楽器をミックスさせ、アジアのロックらしいぬくもりのあるビートが好きでした。歌詞はかなりメッセージ性が強く戦争や当時のタイに経済進出している日本企業なども批判の対象にしていました。ガトーンの中で魅力的だったのが女性ボーカルのオイ・ガトーン。そのストレートで素朴な歌声が独特の味わいを醸し出しています。今、改めて聴いてもこの個性的なバンドの輝きは失っていませんね。
「サオ・ラム・ウォン」、「ジープン・ユンピー」、「サムライ・プーク」など初期の代表的なヒット曲が収められていますので、興味を持たれた方にはオススメです。
プアチーウィットの参考サイト
SAWADEE MUSIC-プアチーウィット
2005-02-14
ジアップ・カノックポーン
コープクン・モー・チット(R.S.VCD.00665)

久しぶりにモーラムの素晴らしい歌を聴きました。このジアップ、若手にしてはすごい歌唱力持ってます。おまけにジャケ写じゃちょっとわからないですが、スレンダーな美人ときちゃぁ、これはほっとくわけにもいきません。
やっぱりタイ語が解らない私には歌手が歌って踊る姿が目で楽しめるVCD。映像の前半はメロドラマ仕立てやモーラム・ショー仕立ての軽快なモーラム・ルークトゥン。いやこのノリはすごいです。リズムにのった彼女の伸びやかな声と、ほどよくコントロールされた細かい節回しが抜群です。スタイルの良い6人のバック・ダンサーを従えての軽快な踊りもイイんだわ。後半は艶やかなタイの民族衣装に身を包み、さっそうとモーラムを歌い踊ります。ソー(タイの二胡)の音が聞こえますが、ラム・タンワーイという古いスタイルも取り上げているようです。ソーの起伏の大きいメロディが独特な雰囲気です。この人のゆったりとした動きの踊りが実に妖艶で、思わず溜息が出ちゃいます。曲も映像も丁寧な作りで、これは目と耳の肥えた人向きのVCDですね。

モーラム、ルークトゥンの説明はこちらでご覧下さい。
Anarchy in the asia

久しぶりにモーラムの素晴らしい歌を聴きました。このジアップ、若手にしてはすごい歌唱力持ってます。おまけにジャケ写じゃちょっとわからないですが、スレンダーな美人ときちゃぁ、これはほっとくわけにもいきません。
やっぱりタイ語が解らない私には歌手が歌って踊る姿が目で楽しめるVCD。映像の前半はメロドラマ仕立てやモーラム・ショー仕立ての軽快なモーラム・ルークトゥン。いやこのノリはすごいです。リズムにのった彼女の伸びやかな声と、ほどよくコントロールされた細かい節回しが抜群です。スタイルの良い6人のバック・ダンサーを従えての軽快な踊りもイイんだわ。後半は艶やかなタイの民族衣装に身を包み、さっそうとモーラムを歌い踊ります。ソー(タイの二胡)の音が聞こえますが、ラム・タンワーイという古いスタイルも取り上げているようです。ソーの起伏の大きいメロディが独特な雰囲気です。この人のゆったりとした動きの踊りが実に妖艶で、思わず溜息が出ちゃいます。曲も映像も丁寧な作りで、これは目と耳の肥えた人向きのVCDですね。

モーラム、ルークトゥンの説明はこちらでご覧下さい。
Anarchy in the asia
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