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2007-03-05

Too Phat

Too Furious (EMI Malaysia)
Too Phat

マレーシアものが続きましたので、ついでにこちらも。これは去年のアジアン・ポップス・シーンを語る上で、はずせないアルバムです。トゥー・ファットはジョー・フリゾウとマリクというマレーシアの男2人のラップ・デュオ。インドネシアでもかなり人気があるようです。このアルバムのインターナショナル・バージョンが日本でも発売されて、日本のヒップホップ関係者にも注目されたようですよ。

まずこのアルバムに参加しているアーティストの顔ぶれがすごいです。マレーシアからはシティ・ヌルハリザ、ヤシン、カメリア、シャリフ・アイニetc.インドネシアからはイヌル・ダラティスタ、ディアン・サストロ、タイのヒップホップ界の親玉、ジョーイ・ボーイ、アメリカのヒップホップ界のカリスマ、ウォーレンG等々そうそうたる顔ぶれ。ラップで世界を駆け巡ったスケールのでかいアルバムですね。360°という彼らのアルバムは聴いていたのですが、全詩英語のガキンチョ・ラップ・デュオと思ってました。いやはや失礼しました。

冒頭曲はディアン・サストロの詩の朗読(Ada Apa Dengan Cinta?からかも)から始まり、ヤシンとイスラムのコーラス・グループ、ダリ・オブ・アリフィキールの力強いコーラスと世界の平和をマレー語のラップで呼びかける深遠な内容で、良い曲ですね。イヌルは「たくさんの人からあたしすごいセクシーって言われてるわよ」なんて彼女を批判してたロマ・イラマへのアンサー・ソングみたいな面白いダンドゥット歌ってます。全体、面白いサンプリングをかなり使ってるので最後まで飽きさせません。こんなワクワクするヒップホップは初めてです。これはもうアジアン・ラップの金字塔ですね。
DVD (EMI00946377667 98)
too_phat02

DVDのほうはアルバムとは内容が少し異なっていて、イヌルは無かったです。シティ・ヌルハリザが2曲入りでメイキングのおまけもあります。4曲目では日本を舞台?にしたようなへんてこりんな設定で、忍者役の変な日本語しゃべるマレーシア人には笑いました。6曲目の「アナック・アヤム」のサンプリングにインドネシア・ムラユの名曲「クダ・クラリ」が使われているのにはびっくりです。

シティ・ヌルハリザをフューチャーした「Dua Dunia」のビデオ・クリップ


01_Alhamdulillah 2 (featuring Dian Sastrowardoyo, Yasin & Daly of Ahlifiqir)
02_What You Want? (featuring Camelia)
03_Jezzebelle (featuring Innuendo)
04_Just A Friend (featuring VE)
05_You (featuring Sharifah Aini)
06_Dua Dunia (featuring Siti Nurhariza)
07_Shake Your Body
08_Ala Canggung 2 (featuring Dato' Yasin Hamid)
09_Just A Lil'bit (featuring Warren G)
10_Phat Family Anthem
11_On And On (featuring Kyla)
12_How Me Seksi (featuring Inul Daratista)
13_Rub Pa Gun Kwan Mun (featuring Joey Boy)
14_Engine #9
15_Perhitung (featuring Akbar)
16_If I Die Tonight (featuring Liyana)

トゥ・ファットのホームページです。
Too Phat
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2007-03-03

Syura

Syada Berdendang (FMCD 27101)
Syura

はてこちらのシュラさんは2005年にデビュー・ソロ・アルバムを紹介してますが、これは2006年のセカンド・アルバムということになるんでしょうか。

このアルバムはノラニザ姐さんと違って、パッ・ンガのアコーディオンを中心としたマレーシアの伝統色をより打ち出したサウンド構成になっています。ノリの良いジョゲからエリー・カシムが歌いそうなスマトラのミナンの民謡風などダイナミックなアレンジで楽しく聴かせてくれます。それに答えるようなシュラの素晴らしく繊細な歌声。4曲目はデビュー当時、相棒だったシティ・ノルディアナとのデュエット。シャープなルバーナ(片面太鼓)とウードのフレーズがスリル満点の曲です。マレーシアのムラユでは今一番旬の人じゃないですかね。

シティ・ヌルハリザの影になって目立たなくなりがちな人だけど、こんな素晴らしい歌手がいるってことも覚えてもらえれば嬉しいです。でも日本じゃ売れないんだろうなぁ。

困った時のYouTubeだのみ。こちらは2005年のビデオ・クリップ。



01_JOGET GADIS MELAYU
02_DENDANG BARINDING
03_CANDAK
04_MAHLIGAI MAWAR (DUET BERSAMA SITI NORDIANA)
05_SYURGA PERINDU
06_NAKASARI
07_ADA BAGAI TIADA
08_NASIB MELUKUT
09_BUKAN AKU TAK CINTA
10_KAMARUZZAMAN
2007-03-03

Noraniza Idris

Lenggok 20 Tahun (Life FM005-2)
Noraniz Idoris

Noraniza02

マレーシア、ムラユ歌謡の女王、ノラニザ・イドリス久しぶりの新作は、新録のCDと1986~1995年までの芸能生活20年を振り返るヒット14曲のベスト盤を収めたお得な2枚組。

CD1の新作はポップ・スンダやマレーシアの伝統歌謡などをドラムのビートを強調したロック仕立てにしたアレンジで、前作同様のエスノ・フュージョン路線。う~ん、ちょっとビート感が強すぎるのと音色を詰め込みすぎて、このアレンジはいまいち乗れなかったなぁ。力みすぎてんのかな。ゆったりしたアラブ色の強いムラユの彼女独特のコブシ回しなど、さすがムラユの女王だと思わせるんですけどね。異色は中国の二胡奏者、ヘン・ユンをフューチャーした「ダユン・サンパン」。中国とマレーが合体したような曲で、私の大好きな曲です。いろんな人がカバーしてますね。

過去のヒット曲を収めたCD2は、肩の力が抜けた彼女の歌が優しく包んでくれる古き良きマレー・ポップスの香りがします。何かこっちの方がサウンドは凝ってないですが、聴きやすくて良かったなぁ。

新作の中の「ダユン・サンパン」がもうYoutubeにアップされてました。ハヤッ。


CD01
01_Asyik Bisikan Hubah (Featuring Mohar)
02_Syair
03_Tandang Bermadah (Featuring Bob AF)
04_Kisah Barat
05_Mengemis Rindu
06_Mengulek
07_Ayuh Juragan/Juklah! Guru Abe
08_Gurindam
09_Racau Sang Khalifah (Featuring Liza Hanim)
10_Dayung Sampan

このCD2に2曲収録されたノラニザ姐さんの88年のカセット。おぉ~やっぱり肩パットかぁ。

Noraniza_kaset
2007-02-08

Betty Banafe

Betty

2005-03-29

Siti Nurhaliza

Live In Concert 2004
(Suria Records SRCD 05-13596)
siti_vcd.jpg

DISC 01
01 Interlude
02 Cahaya Seribu Liku
03 Debaran Cinta
04 Medley: Kau Kekasihku/Percayalah
05 Lagu Rindu
06 Medley: Cinta Tak Berganti/Janji Kasih
07 Aku Cinta Padamu
08 Kembalikan Indah
09 Ku Milikmu
10 Medley Rock Classic:
Fantasia Bulan Madu/Hati Emas/Gerhana/Isabella
DISC 02
01 Bukan Cinta Biasa
02 Cindai
03 Ku Menunggu
04 Pejam Matamu
05 I Surrender
06 One Sweet Day
07 Pendirianku
08 Dialah Di Hati
09 Seindah Biasa
DISC 03
01 Kenangan Jelajah


2004年にシティ・ヌルハリザのマレーシア全土を回るツアー「FANTASIA TOUR」が行われました。これはツアーの最終日、8月14日にクアラルンプールのブキット・ジャリルで行われたコンサートを収めた3枚組のVCDです。3枚のうちDISC 01と02はライブ・コンサートの映像で、DISC 03はマレーシア国内14箇所を巡ったツアーの舞台裏や普段着のシティがドキュメンタリ・タッチで収められています。ライブの方は同じ内容のCDが2004年の暮れに発売されましたね。ライブ盤VCDとしては実に4枚目(再発除く)となります。これだけライブ盤が多いアーティストもそういないでしょう。

ライブVCDの方は2004年にリリースされたニュー・アルバム『Prasasti Seni』の曲が中心になっています。他に 過去のアルバムからのヒット曲が数曲選ばれています。中でもDISC 01の7曲目「AKU CINTA PADAMU」はワルツ、スウィング・ジャズ、ダンドゥット、ヒップ・ホップと曲調が変化して彼女の芸域の広さを示していますが、ダンドゥットの歌い方とちらっと見せるゴーヤンが本格的なのでビックリです。これはダンドゥットの曲もぜひどしどしアルバムでも取り上げて欲しいな~なんて期待しちゃいます。10曲目の「MEDLEY ROCK KLASIK」はM・ナシールやサーチのスローロック調のいかにもマレーシアらしいバラードで表情豊かに歌い上げています。DISC 02の「ONE SWEET DAY」はマライヤ・キャリーの曲ですが、ライブCDの方には入っていないボーナス・トラックで、若手のスター達と共演しています。

こうしてVCDで歌っている姿を見ると、改めてその圧倒的な素晴らしい歌声に圧倒されてしまいました。DISC 03ではTシャツにジーンズという気取らないカッコで、ファンの一人一人を大切にしている彼女の姿が映し出されています。アジアを代表するスターの可愛い素顔が見れて面白かったです。

明日(4月1日)はロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでシティ・ヌルハリザのアジアン・ポップスの歴史に残るコンサートがあります。ぜひ成功して欲しいものです。

シティ・ヌルハリザのオフィシャル・サイト
Siti Nurhaliza Official Website - SitiZone.com
日本語のファンサイト
CT jaya
2005-03-28

Saidatul Erma

(Suria Records SRCD 04-23593)
saidaful.jpg

01 Hati Yang Sepi
02 Cinta Tak Boleh Begini
03 Aku Membilang
04 Pernahkah Kau Menghargai
05 Untukmu Kekasih
06 Cinta
07 Interlude
08 Bersama
09 Sesekali Merindu
10 Bila Putus Cinta


このサイダトゥル・エルマはスリア・レコードの注目の新人です。彼女、とにかく歌がメチャクチャ上手いんだなこれが。まだいるんですねこういう人が。20歳ということですが、すでに風格がそなわっていて堂々とした歌いっぷりに感心しました。

アルバムはマレーシアらしいバラード、ポップス、R&B調バリエーションのある作りになっています。そのニュアンスに富んだ歌い方と伸びやかな声が良いです。7曲目はキャッチーなメロディーでポップ・インドネシア調のアレンジ。8曲目は日本の歌のカバー。曲は知ってるんですが、う~んどうしても題名が思い出せない。ニ胡を使ったちょっと中国風の面白いアレンジになってます。ルックスはムッチリ・タイプですが、歌はシティ・ヌルハリザの後続ともいうべき実力派の歌手で注目株。

ちょっとムッチリなサイダトゥルちゃん。
Malaysia? = CARI!!
2005-02-12

Syura

Balanghah (FMC FMCD27081)
20050212221049.jpg

シュラのマレーシア・ムラユ路線の2005年の新作です。シュラといえば、個人的には2001年に発売されたムラユ・アルバム、シティ・ノルディアナ&シュラの「FIRUS」以来です。当時14歳と言われていたから、今年18歳ですか?え~ほんとに10代なんですかいこの娘?このアルバムを聴くと、もう円熟しちゃってる大御所の歌って感じですよ。このアルバムはマレーシアのムラユ・アコーディオン奏者の両巨頭、パッ・ンガとS・アタンから若手人気男性歌手のヤシンなどが曲を提供している気合いの入った意欲作ですね。

ヴァイオリンとアコーディオンのアンサンブルにコーラスとボーカルが掛け合う、ごきげんなアップ・テンポの冒頭曲は、ハネのリズムが気持ちいいポップなムラユ。シュラの歌も水を得た魚のように、みずみずしく元気いっぱいです。うって変わって2曲目はミュート・トランペットを使ったモダンで斬新なアレンジ。こんなクールなムラユのアレンジもありなんですね。ダルブッカ(アラブのパーカッション)を使ったリズムもしゃれてます。ロマ・イラマのクガガラン・チンタという曲にちょっと似たメロディ・ラインの3曲目のバラードなど、シュラの情感のある歌が味わい深いです。4曲目はオーソドックスなアスリからノリノリのジョゲッに転調して若いヤシンと息のあったデュエットを聴かせてくれます。思わず踊ってしまったパッ・ンガ作の7曲目などスピード感があってお気に入りです。最後の曲はサローマの歌唱で有名な「Sang Rambulan」ですが、シュラの歌によってフレッシュに蘇った気がします。

シュラの歌は明らかにシティ・ヌルハリザに影響された部分もありますが、このアルバムではシティにはない別の味わい深さがあり彼女の魅力を再発見しました。ノラニザ・イドリスの新作と並んで、愛聴したい良質なムラユ・アルバムです。

試聴が可能なサイト
FMC-Fantasia Music City
2005-01-22

Anita Sarawak

Diva /MTV KARAOKE (Life KKVC 3974)
20050125014025.jpg

こちらはアニタ・サワラクの歌と映像が楽しめる2003年に発売されたVCD。2003年頃の彼女のテレビ番組を収めたもののようです。

コミカルなマレー・ソングから、ゴーゴー・ガールを従えたGSポップ、マレーシア伝統ムラユ、インドネシアのノスタルジック・ヒッツやスマトラ民謡の「Ayam &Lapeh」まで取り上げていて、そのレパートリーの広さから東南アジア、マレー系一帯での人気ぶりを知ることができます。2004年のアルバム「Seksis Anita」のジャケ写は縁日のたこ焼き屋台にいるような、ドスコイお姐さんのイメージですが、映像で見る彼女は思ったより身のこなしも軽やかでスレンダーな人。ダンスの細かい体の動きなど、長い芸能生活で培ったエンターテイナーぶりを垣間見ることができます。歌い方も実に軽やかで、聴けば聴くほど愛着のわく人です。こういうベテラン歌手がバリバリで頑張ってる姿を見ると嬉しくなりますね。


20050125025341.jpg
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