2005年03月31日 16:04
Music From Vietnam 4-The Artistry of Kim Sinh
(CAPRICE CAP 21673)

年季の入った流しのオッサン風のジャケがイカシてますが、この人はヴェトナムの盲目の天才ミュージシャン、キム・シン。渋谷のエルスールの店長さんに聴かせてもらって以来、愛聴盤になっています。
ヴェトナムズ・ギター(Vietnamese guitar)と呼ばれる、ネックのフレット間を深く削った独特のギターやダン・グエット(Dan Nguyet)という2弦の月琴、ラップ・スティール(ハワイアンなどで使われるひざの上に乗せて弾くスティール・ギター)を凄いテクニックで弾きます。ガイルオンというヴェトナムの伝統的な音楽劇から発展した伝統歌謡の名人だそうです。ヴェトナム独特の繊細で振幅の大きいメロディーを表情豊かに演奏していて、耳を奪われてしまいました。このCDでは彼の息子のキム・タン(Kim Thang)も参加して、息の合った素晴らしい演奏を聴かせてくれます。まさに「ヴェトナムのブルース」といったディープなヴェトナム音楽。ライ・クーダー、ビル・フリーゼル、デヴィッド・リンドレーとかお好きな方にも超オススメです。

こちらで3曲試聴できます。
CD Roots
(CAPRICE CAP 21673)

年季の入った流しのオッサン風のジャケがイカシてますが、この人はヴェトナムの盲目の天才ミュージシャン、キム・シン。渋谷のエルスールの店長さんに聴かせてもらって以来、愛聴盤になっています。
ヴェトナムズ・ギター(Vietnamese guitar)と呼ばれる、ネックのフレット間を深く削った独特のギターやダン・グエット(Dan Nguyet)という2弦の月琴、ラップ・スティール(ハワイアンなどで使われるひざの上に乗せて弾くスティール・ギター)を凄いテクニックで弾きます。ガイルオンというヴェトナムの伝統的な音楽劇から発展した伝統歌謡の名人だそうです。ヴェトナム独特の繊細で振幅の大きいメロディーを表情豊かに演奏していて、耳を奪われてしまいました。このCDでは彼の息子のキム・タン(Kim Thang)も参加して、息の合った素晴らしい演奏を聴かせてくれます。まさに「ヴェトナムのブルース」といったディープなヴェトナム音楽。ライ・クーダー、ビル・フリーゼル、デヴィッド・リンドレーとかお好きな方にも超オススメです。

こちらで3曲試聴できます。
CD Roots
2005年03月30日 22:32
ナンノーシーイェカンナウン (番号なし)

ミャンマー歌謡のベテラン、ポーイーセンの新作です。摩訶不思議なジャケットですが、中身もとっても変わってます。基本は脱力系のミャンマー・ポップスなのですが、冒頭曲はミャンマーとボリウッドが接近しました?みたいな、国籍不明の映画音楽を思わせるエキゾチックな雰囲気です。生け贄を捧げるシーンとかに使ったら合いそうですよ。透明感のあって可愛げのあるポーイーセンのヴォーカルと怪しいコーラスも良いんだわ。ミャンマー・タンズィンをポップにしたのもあって楽しく聴かせてくれます。しかしミャンマー・ポップスって不思議な音程ですね。カラオケがあっても絶対日本人は歌えないでしょう。

ミャンマー歌謡のベテラン、ポーイーセンの新作です。摩訶不思議なジャケットですが、中身もとっても変わってます。基本は脱力系のミャンマー・ポップスなのですが、冒頭曲はミャンマーとボリウッドが接近しました?みたいな、国籍不明の映画音楽を思わせるエキゾチックな雰囲気です。生け贄を捧げるシーンとかに使ったら合いそうですよ。透明感のあって可愛げのあるポーイーセンのヴォーカルと怪しいコーラスも良いんだわ。ミャンマー・タンズィンをポップにしたのもあって楽しく聴かせてくれます。しかしミャンマー・ポップスって不思議な音程ですね。カラオケがあっても絶対日本人は歌えないでしょう。
2005年03月29日 02:45
Live In Concert 2004
(Suria Records SRCD 05-13596)

DISC 01
01 Interlude
02 Cahaya Seribu Liku
03 Debaran Cinta
04 Medley: Kau Kekasihku/Percayalah
05 Lagu Rindu
06 Medley: Cinta Tak Berganti/Janji Kasih
07 Aku Cinta Padamu
08 Kembalikan Indah
09 Ku Milikmu
10 Medley Rock Classic:
Fantasia Bulan Madu/Hati Emas/Gerhana/Isabella
DISC 02
01 Bukan Cinta Biasa
02 Cindai
03 Ku Menunggu
04 Pejam Matamu
05 I Surrender
06 One Sweet Day
07 Pendirianku
08 Dialah Di Hati
09 Seindah Biasa
DISC 03
01 Kenangan Jelajah
2004年にシティ・ヌルハリザのマレーシア全土を回るツアー「FANTASIA TOUR」が行われました。これはツアーの最終日、8月14日にクアラルンプールのブキット・ジャリルで行われたコンサートを収めた3枚組のVCDです。3枚のうちDISC 01と02はライブ・コンサートの映像で、DISC 03はマレーシア国内14箇所を巡ったツアーの舞台裏や普段着のシティがドキュメンタリ・タッチで収められています。ライブの方は同じ内容のCDが2004年の暮れに発売されましたね。ライブ盤VCDとしては実に4枚目(再発除く)となります。これだけライブ盤が多いアーティストもそういないでしょう。
ライブVCDの方は2004年にリリースされたニュー・アルバム『Prasasti Seni』の曲が中心になっています。他に 過去のアルバムからのヒット曲が数曲選ばれています。中でもDISC 01の7曲目「AKU CINTA PADAMU」はワルツ、スウィング・ジャズ、ダンドゥット、ヒップ・ホップと曲調が変化して彼女の芸域の広さを示していますが、ダンドゥットの歌い方とちらっと見せるゴーヤンが本格的なのでビックリです。これはダンドゥットの曲もぜひどしどしアルバムでも取り上げて欲しいな〜なんて期待しちゃいます。10曲目の「MEDLEY ROCK KLASIK」はM・ナシールやサーチのスローロック調のいかにもマレーシアらしいバラードで表情豊かに歌い上げています。DISC 02の「ONE SWEET DAY」はマライヤ・キャリーの曲ですが、ライブCDの方には入っていないボーナス・トラックで、若手のスター達と共演しています。
こうしてVCDで歌っている姿を見ると、改めてその圧倒的な素晴らしい歌声に圧倒されてしまいました。DISC 03ではTシャツにジーンズという気取らないカッコで、ファンの一人一人を大切にしている彼女の姿が映し出されています。アジアを代表するスターの可愛い素顔が見れて面白かったです。
明日(4月1日)はロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでシティ・ヌルハリザのアジアン・ポップスの歴史に残るコンサートがあります。ぜひ成功して欲しいものです。
シティ・ヌルハリザのオフィシャル・サイト
Siti Nurhaliza Official Website - SitiZone.com
日本語のファンサイト
CT jaya
(Suria Records SRCD 05-13596)

DISC 01
01 Interlude
02 Cahaya Seribu Liku
03 Debaran Cinta
04 Medley: Kau Kekasihku/Percayalah
05 Lagu Rindu
06 Medley: Cinta Tak Berganti/Janji Kasih
07 Aku Cinta Padamu
08 Kembalikan Indah
09 Ku Milikmu
10 Medley Rock Classic:
Fantasia Bulan Madu/Hati Emas/Gerhana/Isabella
DISC 02
01 Bukan Cinta Biasa
02 Cindai
03 Ku Menunggu
04 Pejam Matamu
05 I Surrender
06 One Sweet Day
07 Pendirianku
08 Dialah Di Hati
09 Seindah Biasa
DISC 03
01 Kenangan Jelajah
2004年にシティ・ヌルハリザのマレーシア全土を回るツアー「FANTASIA TOUR」が行われました。これはツアーの最終日、8月14日にクアラルンプールのブキット・ジャリルで行われたコンサートを収めた3枚組のVCDです。3枚のうちDISC 01と02はライブ・コンサートの映像で、DISC 03はマレーシア国内14箇所を巡ったツアーの舞台裏や普段着のシティがドキュメンタリ・タッチで収められています。ライブの方は同じ内容のCDが2004年の暮れに発売されましたね。ライブ盤VCDとしては実に4枚目(再発除く)となります。これだけライブ盤が多いアーティストもそういないでしょう。
ライブVCDの方は2004年にリリースされたニュー・アルバム『Prasasti Seni』の曲が中心になっています。他に 過去のアルバムからのヒット曲が数曲選ばれています。中でもDISC 01の7曲目「AKU CINTA PADAMU」はワルツ、スウィング・ジャズ、ダンドゥット、ヒップ・ホップと曲調が変化して彼女の芸域の広さを示していますが、ダンドゥットの歌い方とちらっと見せるゴーヤンが本格的なのでビックリです。これはダンドゥットの曲もぜひどしどしアルバムでも取り上げて欲しいな〜なんて期待しちゃいます。10曲目の「MEDLEY ROCK KLASIK」はM・ナシールやサーチのスローロック調のいかにもマレーシアらしいバラードで表情豊かに歌い上げています。DISC 02の「ONE SWEET DAY」はマライヤ・キャリーの曲ですが、ライブCDの方には入っていないボーナス・トラックで、若手のスター達と共演しています。
こうしてVCDで歌っている姿を見ると、改めてその圧倒的な素晴らしい歌声に圧倒されてしまいました。DISC 03ではTシャツにジーンズという気取らないカッコで、ファンの一人一人を大切にしている彼女の姿が映し出されています。アジアを代表するスターの可愛い素顔が見れて面白かったです。
明日(4月1日)はロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでシティ・ヌルハリザのアジアン・ポップスの歴史に残るコンサートがあります。ぜひ成功して欲しいものです。
シティ・ヌルハリザのオフィシャル・サイト
Siti Nurhaliza Official Website - SitiZone.com
日本語のファンサイト
CT jaya
2005年03月28日 16:00
(Suria Records SRCD 04-23593)

01 Hati Yang Sepi
02 Cinta Tak Boleh Begini
03 Aku Membilang
04 Pernahkah Kau Menghargai
05 Untukmu Kekasih
06 Cinta
07 Interlude
08 Bersama
09 Sesekali Merindu
10 Bila Putus Cinta
このサイダトゥル・エルマはスリア・レコードの注目の新人です。彼女、とにかく歌がメチャクチャ上手いんだなこれが。まだいるんですねこういう人が。20歳ということですが、すでに風格がそなわっていて堂々とした歌いっぷりに感心しました。
アルバムはマレーシアらしいバラード、ポップス、R&B調バリエーションのある作りになっています。そのニュアンスに富んだ歌い方と伸びやかな声が良いです。7曲目はキャッチーなメロディーでポップ・インドネシア調のアレンジ。8曲目は日本の歌のカバー。曲は知ってるんですが、う〜んどうしても題名が思い出せない。ニ胡を使ったちょっと中国風の面白いアレンジになってます。ルックスはムッチリ・タイプですが、歌はシティ・ヌルハリザの後続ともいうべき実力派の歌手で注目株。
ちょっとムッチリなサイダトゥルちゃん。
Malaysia? = CARI!!

01 Hati Yang Sepi
02 Cinta Tak Boleh Begini
03 Aku Membilang
04 Pernahkah Kau Menghargai
05 Untukmu Kekasih
06 Cinta
07 Interlude
08 Bersama
09 Sesekali Merindu
10 Bila Putus Cinta
このサイダトゥル・エルマはスリア・レコードの注目の新人です。彼女、とにかく歌がメチャクチャ上手いんだなこれが。まだいるんですねこういう人が。20歳ということですが、すでに風格がそなわっていて堂々とした歌いっぷりに感心しました。
アルバムはマレーシアらしいバラード、ポップス、R&B調バリエーションのある作りになっています。そのニュアンスに富んだ歌い方と伸びやかな声が良いです。7曲目はキャッチーなメロディーでポップ・インドネシア調のアレンジ。8曲目は日本の歌のカバー。曲は知ってるんですが、う〜んどうしても題名が思い出せない。ニ胡を使ったちょっと中国風の面白いアレンジになってます。ルックスはムッチリ・タイプですが、歌はシティ・ヌルハリザの後続ともいうべき実力派の歌手で注目株。
ちょっとムッチリなサイダトゥルちゃん。
Malaysia? = CARI!!
2005年03月27日 15:53
Dalam Kenangan (Music Land51357-62112)

01 Selamat Tinggal Kekasih (Good Bye My Love)
02 Sekuntum Mawar Merah
03 Mila
04 Lagu Untukmu
05 Cinra Suci
06 Bisikanmu
07 Kau Tinnalkan Daku
08 Lupakan Diriku
09 Kisah Remaja
10 Harapanku
11 Hanya Untukmu
12 Satu Di Antara Dua
テレサ・テンといえばインドネシアの民謡とかも歌ってました。60年代の録音では「ラサ・サヤン」「アヨ・ママ」「ニナ・ボボ」「ダユン・サンパン」など取り上げていました。このCDは彼女のヒット曲をインドネシア語でカバーしたものです。オリジナルは80年代の中頃の録音だと思いますが、当時はインドネシア国内でカセット発売され、90年代にCD化されました。おそらくインドネシアの華人向けに発売されたのではないかと思いますが、中にはダンドゥット歌手のイダ・ライラのヒット曲「クアグンガン・トゥハン」なども録音されたようです。これはマレーシアのMusic landというレーベルで再発された一番入手しやすいCDです。
おなじみのアン・ルイスの「グッド・バイ・マイ・ラブ」のカバー曲、や「何日君再来」、「南海小姑娘」など流暢なインドネシア語でカバーしています。発音とかもしっかりしていて、やはり彼女は耳が良いのでしょうね。インドネシアの歌手でも、ティティック・サンドーラなどが「グッド・バイ・マイ・ラブ」をカバーしています。そういえばティティックの70年代の録音を聴くとテレサの歌い方に影響された部分がけっこうあったりします。

01 Selamat Tinggal Kekasih (Good Bye My Love)
02 Sekuntum Mawar Merah
03 Mila
04 Lagu Untukmu
05 Cinra Suci
06 Bisikanmu
07 Kau Tinnalkan Daku
08 Lupakan Diriku
09 Kisah Remaja
10 Harapanku
11 Hanya Untukmu
12 Satu Di Antara Dua
テレサ・テンといえばインドネシアの民謡とかも歌ってました。60年代の録音では「ラサ・サヤン」「アヨ・ママ」「ニナ・ボボ」「ダユン・サンパン」など取り上げていました。このCDは彼女のヒット曲をインドネシア語でカバーしたものです。オリジナルは80年代の中頃の録音だと思いますが、当時はインドネシア国内でカセット発売され、90年代にCD化されました。おそらくインドネシアの華人向けに発売されたのではないかと思いますが、中にはダンドゥット歌手のイダ・ライラのヒット曲「クアグンガン・トゥハン」なども録音されたようです。これはマレーシアのMusic landというレーベルで再発された一番入手しやすいCDです。
おなじみのアン・ルイスの「グッド・バイ・マイ・ラブ」のカバー曲、や「何日君再来」、「南海小姑娘」など流暢なインドネシア語でカバーしています。発音とかもしっかりしていて、やはり彼女は耳が良いのでしょうね。インドネシアの歌手でも、ティティック・サンドーラなどが「グッド・バイ・マイ・ラブ」をカバーしています。そういえばティティックの70年代の録音を聴くとテレサの歌い方に影響された部分がけっこうあったりします。
2005年03月26日 20:14
有田芳生 著(文芸春秋)

今年の5月で没後10年を迎える、アジアの歌姫テレサ・テンの生涯を追った本が発売されました。筆者はあのオウム真理教問題でおなじみのジャーナリスト有田芳生さん。1992年から綿密な取材をされてきた労作だと思います。
テレサの歌手として活動の歴史やスパイ説、本当の死因、天安門事件など詳細に検証されています。最後の恋人といわれる14歳年下のフランス人男性との関係など興味深い内容です。
この本にはCDシングルが付いていて、生涯に1度だけ歌った幻の「私の家は山の向こう」のライブ録音や92年に有田さんが取材したインタビューが収められています。
こちらに筆者の取材日記など載っています。
有田芳生の今夜もほろ酔い

今年の5月で没後10年を迎える、アジアの歌姫テレサ・テンの生涯を追った本が発売されました。筆者はあのオウム真理教問題でおなじみのジャーナリスト有田芳生さん。1992年から綿密な取材をされてきた労作だと思います。
テレサの歌手として活動の歴史やスパイ説、本当の死因、天安門事件など詳細に検証されています。最後の恋人といわれる14歳年下のフランス人男性との関係など興味深い内容です。
この本にはCDシングルが付いていて、生涯に1度だけ歌った幻の「私の家は山の向こう」のライブ録音や92年に有田さんが取材したインタビューが収められています。
こちらに筆者の取材日記など載っています。
有田芳生の今夜もほろ酔い
2005年03月25日 08:41
World Music & Bar
アジアン歌謡ナイトのDJイヴェントの打ち合わせで、渋谷の東急本店の真ん前にあるワールド・ミュージック飲み屋さん「国境の南」に行ってきました。日本では珍しいワールド・ミュージックを聴きながらお酒が飲める素敵なお店です。以前は代官山でやられていたのですが、渋谷に引っ越されて営業されています。店内はアコースティック・ライブぐらいならできそうな空間です。ちょっと前にアフリカのシンガー・ソングライター「テテ」のライブがありNHKで放送されたそうです。ここのお店の魅力といえば、なんといっても店長さんの優しい人柄ですね。いつもニコニコ笑顔が絶えません。美味しい食事のメニューも揃っていますよ。インドネシアのナシ・ゴレンや特性カレーがオススメです。渋谷に行かれた際はぜひ立ち寄ってみてください。
アジアン歌謡ナイトは4月中に予定していますので、ぜひ時間のある方はお越しください。東南アジアのポップスを中心に色々面白いのを回しますのでお楽しみに!

お店の詳しい情報はこちらをご覧下さい。
国境の南
アジアン歌謡ナイトのDJイヴェントの打ち合わせで、渋谷の東急本店の真ん前にあるワールド・ミュージック飲み屋さん「国境の南」に行ってきました。日本では珍しいワールド・ミュージックを聴きながらお酒が飲める素敵なお店です。以前は代官山でやられていたのですが、渋谷に引っ越されて営業されています。店内はアコースティック・ライブぐらいならできそうな空間です。ちょっと前にアフリカのシンガー・ソングライター「テテ」のライブがありNHKで放送されたそうです。ここのお店の魅力といえば、なんといっても店長さんの優しい人柄ですね。いつもニコニコ笑顔が絶えません。美味しい食事のメニューも揃っていますよ。インドネシアのナシ・ゴレンや特性カレーがオススメです。渋谷に行かれた際はぜひ立ち寄ってみてください。
アジアン歌謡ナイトは4月中に予定していますので、ぜひ時間のある方はお越しください。東南アジアのポップスを中心に色々面白いのを回しますのでお楽しみに!

お店の詳しい情報はこちらをご覧下さい。
国境の南
2005年03月24日 13:58
紅花 (Virgin VD04V12 07243 563759 2 5)

01 [イ尓]看[イ尓]看月亮的臉 (2005新版)
02 静静的生命慢慢的河
03 听説遠方有片海洋
04 琥珀 (舞台劇大師孟京輝年度作品“琥珀”同同主題曲)
05 孤独時候[イ尓]想誰[口尼]
06 冬季来台北看雨 (2005新版)
07 鳳凰木
08 羞答答的?瑰静敲敲地開 (2005新版)
09 找一个人
10 紅花
2000年のアルバム「愛到史艶文」で引退と思っていたら、4年ぶりに復活してニューアルバムをリリースしました。「愛到史艶文」を初めて聴いて感動した遅れファンのワタクシとしても喜ばしい限りです。今回のニュー・ルバムは新曲が6曲と2005年新版とクレジットされた過去のセルフ・カバー3曲、それと台湾語の歌を1曲歌っているそうです。セルフ・カバーの曲は01,06,08ですがそれぞれ「[イ尓]看[イ尓]看月亮的臉(1991年)」、「冬季到台北來看雨(1992年)」、「誰的眼涙在飛(1993年)」のアルバムから選んでいるようです。
孟庭葦の容姿はジャケットを見ても分かるとおりスレンダーな落ち着いた美人ですが、歌がなんともキュートで、ホンワカした優しい声です。そのストレートで素直な歌い方は4年のブランクを感じさせません。どうでもいいことですけど、血液型が私と同じABってとこもいいじゃないですか。
このアルバムはアコースティックな楽器の音色とソフトなヴォーカルで不思議な安堵感に包まれているような感じです。冒頭から彼女の可憐な声と親しみやすいメロディに耳を奪われてしまいますが、続く美しいストリングスと、子供のコーラスを効果的な2曲目は彼女の優しさが滲み出たような曲。4曲目の舞台劇の主題曲のラストは思わぬ曲調の展開で、アレンジが面白いです。5曲目は彼女の哀愁感漂う歌と深い音色のフルートが印象的。8曲目は蝶のようにフワフワと舞っていて爽やかな雰囲気ですね。ラストはほのかな花の香りが漂ってきそうな甘い声と和みのメロディですっかり癒されました。
孟庭葦の公式サイトですが上手く開きません(涙)。
『孟庭葦中文站』

01 [イ尓]看[イ尓]看月亮的臉 (2005新版)
02 静静的生命慢慢的河
03 听説遠方有片海洋
04 琥珀 (舞台劇大師孟京輝年度作品“琥珀”同同主題曲)
05 孤独時候[イ尓]想誰[口尼]
06 冬季来台北看雨 (2005新版)
07 鳳凰木
08 羞答答的?瑰静敲敲地開 (2005新版)
09 找一个人
10 紅花
2000年のアルバム「愛到史艶文」で引退と思っていたら、4年ぶりに復活してニューアルバムをリリースしました。「愛到史艶文」を初めて聴いて感動した遅れファンのワタクシとしても喜ばしい限りです。今回のニュー・ルバムは新曲が6曲と2005年新版とクレジットされた過去のセルフ・カバー3曲、それと台湾語の歌を1曲歌っているそうです。セルフ・カバーの曲は01,06,08ですがそれぞれ「[イ尓]看[イ尓]看月亮的臉(1991年)」、「冬季到台北來看雨(1992年)」、「誰的眼涙在飛(1993年)」のアルバムから選んでいるようです。
孟庭葦の容姿はジャケットを見ても分かるとおりスレンダーな落ち着いた美人ですが、歌がなんともキュートで、ホンワカした優しい声です。そのストレートで素直な歌い方は4年のブランクを感じさせません。どうでもいいことですけど、血液型が私と同じABってとこもいいじゃないですか。
このアルバムはアコースティックな楽器の音色とソフトなヴォーカルで不思議な安堵感に包まれているような感じです。冒頭から彼女の可憐な声と親しみやすいメロディに耳を奪われてしまいますが、続く美しいストリングスと、子供のコーラスを効果的な2曲目は彼女の優しさが滲み出たような曲。4曲目の舞台劇の主題曲のラストは思わぬ曲調の展開で、アレンジが面白いです。5曲目は彼女の哀愁感漂う歌と深い音色のフルートが印象的。8曲目は蝶のようにフワフワと舞っていて爽やかな雰囲気ですね。ラストはほのかな花の香りが漂ってきそうな甘い声と和みのメロディですっかり癒されました。
孟庭葦の公式サイトですが上手く開きません(涙)。
『孟庭葦中文站』
2005年03月23日 00:51
(BR MUSIC BS 8020-2)

インド・ロック(Indo Rock)のインドとはインドネシア独立で1949年にオランダに送還された、オランダ、ヨーロッパ人とインドネシア人の混血やポリネシア系のマルーク人達のことを指します。50年代後半から、そのインド人のロックンロールがオランダやドイツで大人気となり、オランダではインド・ロックというロックンロールのジャンルが出来上がったそうです。このCDはオランダでリリースされたソロ・アーティストを含めタロックンロール・バンドが51トラック入った2枚組のアルバムです。ジャケットの解説がオランダ語で、しかも録音日のクレジットがないので、わかりませんがおそらく50年代終わりから60年代の半ばぐらいの録音だと思うんですけどね。かなりの録音が残されているようですよ。いやはやすごい数のバンドがいたもんだ。
インド・ロックの代表的なバンドといえば、ティールマン・ブラザーズ(Tielman Brothers)です。家族全員がミュージシャンという家庭で育った4人兄弟を中心としたバンドです。ステージではギターを投げ合ったり、背中や歯で弾いたり(ジミヘンの先駆者?)かなりアクロバチックなステージで人気があったようです。60年代の初めからドイツに渡って公演し大人気だったようです。その他、インド・ロックの人気バンドではクレイジー・ロッカーズ、ホット・ジャンパーズ、ハリケーン・ローラーズ、ジャワリンズ、ブラック・アロウズ、ブラック・ダイナマイツなどが挙げられます。
この年代はやっぱり欧米色の強いロカビリー、ロンクンロール、トレモロがかったエレキ・サーフ・インストなどが中心で、それほど強烈なガレージ色は見当たらないです。その中でもやっぱりティールマン・ブラザーズが存在感がありました。「黒い瞳」のエレキ・インストなど深いリバーブとトレモロ使った、トリッキーな演奏でテクニックとセンスを感じます。ライブはさぞスゴかったんだろうなと想像をかき立てられます。他にはR&B色の強いタイム・ブレーカーズや女性ヴォーカルものやインドネシアの民謡風など面白いのがありました。これはインドネシア移民のロック・バンドが外国でブレイクしたっていう、あまり類のない記録盤じゃないでしょうか。

参考サイト
INDO-INSTRO-ROCK

インド・ロック(Indo Rock)のインドとはインドネシア独立で1949年にオランダに送還された、オランダ、ヨーロッパ人とインドネシア人の混血やポリネシア系のマルーク人達のことを指します。50年代後半から、そのインド人のロックンロールがオランダやドイツで大人気となり、オランダではインド・ロックというロックンロールのジャンルが出来上がったそうです。このCDはオランダでリリースされたソロ・アーティストを含めタロックンロール・バンドが51トラック入った2枚組のアルバムです。ジャケットの解説がオランダ語で、しかも録音日のクレジットがないので、わかりませんがおそらく50年代終わりから60年代の半ばぐらいの録音だと思うんですけどね。かなりの録音が残されているようですよ。いやはやすごい数のバンドがいたもんだ。
インド・ロックの代表的なバンドといえば、ティールマン・ブラザーズ(Tielman Brothers)です。家族全員がミュージシャンという家庭で育った4人兄弟を中心としたバンドです。ステージではギターを投げ合ったり、背中や歯で弾いたり(ジミヘンの先駆者?)かなりアクロバチックなステージで人気があったようです。60年代の初めからドイツに渡って公演し大人気だったようです。その他、インド・ロックの人気バンドではクレイジー・ロッカーズ、ホット・ジャンパーズ、ハリケーン・ローラーズ、ジャワリンズ、ブラック・アロウズ、ブラック・ダイナマイツなどが挙げられます。
この年代はやっぱり欧米色の強いロカビリー、ロンクンロール、トレモロがかったエレキ・サーフ・インストなどが中心で、それほど強烈なガレージ色は見当たらないです。その中でもやっぱりティールマン・ブラザーズが存在感がありました。「黒い瞳」のエレキ・インストなど深いリバーブとトレモロ使った、トリッキーな演奏でテクニックとセンスを感じます。ライブはさぞスゴかったんだろうなと想像をかき立てられます。他にはR&B色の強いタイム・ブレーカーズや女性ヴォーカルものやインドネシアの民謡風など面白いのがありました。これはインドネシア移民のロック・バンドが外国でブレイクしたっていう、あまり類のない記録盤じゃないでしょうか。

参考サイト
INDO-INSTRO-ROCK
2005年03月22日 22:30
物忘れしやすいので、気になるワールド・ミュージック系のイヴェント・映画などメモってみました。
5月31日,6月1日 /コンサート
「東急ワールドミュージックスペシャル in Bunkamura ザ・ヒストリー・オブ・ブルース」
5月28,29日 /コンサート
SANSEVERINO/サンセヴェリーノ(フランス)
5月30日 /コンサート
OJOS DE BRUJO/オホス・デ・ブルッホ(スペイン)
5月15,17,19,23〜24日 /コンサート
カエターノ・ヴェローゾ(ブラジル)
5月14,15日 /イヴェント
タイ・フード・フェスティバル2005
5月4日/イヴェント
アチェ津波救済チャリティーコンサート/SAVE ACEH
5月3,4日 /コンサート
MAHALA RAI BANDA/マハラ・ライ・バンダ(ルーマニア/ジプシー)
4月22日〜/映画
シャウト オブ アジア(インドネシアのスランク出演)
4月19〜23日 /コンサート
Cristina Branco/クリスティーナ・ブランコ(ポルトガル/ファド)
4月15,17日 /コンサート
YOKEE PLAY BOY/ヨーキー・プレイボーイ(タイ)
4月13〜27日 /コンサート
DAVID LINDLEY/デヴィッド・リンドレー/ソロJAPANツアー2005
3月23日 /コンサート
沖縄島うたキャラバン2005/嘉手苅林昌トリビュート
3月12日〜/映画
永遠のハバナ
5月31日,6月1日 /コンサート
「東急ワールドミュージックスペシャル in Bunkamura ザ・ヒストリー・オブ・ブルース」
5月28,29日 /コンサート
SANSEVERINO/サンセヴェリーノ(フランス)
5月30日 /コンサート
OJOS DE BRUJO/オホス・デ・ブルッホ(スペイン)
5月15,17,19,23〜24日 /コンサート
カエターノ・ヴェローゾ(ブラジル)
5月14,15日 /イヴェント
タイ・フード・フェスティバル2005
5月4日/イヴェント
アチェ津波救済チャリティーコンサート/SAVE ACEH
5月3,4日 /コンサート
MAHALA RAI BANDA/マハラ・ライ・バンダ(ルーマニア/ジプシー)
4月22日〜/映画
シャウト オブ アジア(インドネシアのスランク出演)
4月19〜23日 /コンサート
Cristina Branco/クリスティーナ・ブランコ(ポルトガル/ファド)
4月15,17日 /コンサート
YOKEE PLAY BOY/ヨーキー・プレイボーイ(タイ)
4月13〜27日 /コンサート
DAVID LINDLEY/デヴィッド・リンドレー/ソロJAPANツアー2005
3月23日 /コンサート
沖縄島うたキャラバン2005/嘉手苅林昌トリビュート
3月12日〜/映画
永遠のハバナ
2005年03月21日 13:04
Adi Yok (Kalan CD334)

ハルク(トルコの民謡をベースにした大衆歌謡)の歌手、ギュライのカラン・レーベルでの3作目。このカランはトルコの伝統音楽や歴史的な録音を復刻しているレーベルです。私も2ndを聴いて気に入りわざわざトルコから1stアルバムを取り寄せたぐらいで、ギュライは好きな歌手です。
解説を読むと元々ポップス歌手でテレビの民謡番組の司会を務めていて、それが縁でハルクを歌うようになったそうです。他のハルクの歌手と違ったギュライの自然体のヴォーカルはこういった経歴に裏打ちされたもののようですね。
前2作は民族楽器主体のハルク色濃厚なアルバムでしたが、今回はポップな味付けの曲を中心として幅がぐっと広がったように感じます。単なる打ち込みによるポップ・アレンジではなくギュライのヴォーカルを引き立てるように構成されていて好感が持てます。ギュライのナチュラルなボーカルに寄り添うようなネイ(笛)、ダブル(大太鼓)、バグラマ(サズ)、ケメンチェ(擦弦楽器)などの民族楽器が実に美しく響いています。

こちらで全曲試聴ができます。
Kalan Muzik
こちらでトルコの民族楽器が色々見れます。
Turkish Music:Musical Instruments-Tulumba.com

ハルク(トルコの民謡をベースにした大衆歌謡)の歌手、ギュライのカラン・レーベルでの3作目。このカランはトルコの伝統音楽や歴史的な録音を復刻しているレーベルです。私も2ndを聴いて気に入りわざわざトルコから1stアルバムを取り寄せたぐらいで、ギュライは好きな歌手です。
解説を読むと元々ポップス歌手でテレビの民謡番組の司会を務めていて、それが縁でハルクを歌うようになったそうです。他のハルクの歌手と違ったギュライの自然体のヴォーカルはこういった経歴に裏打ちされたもののようですね。
前2作は民族楽器主体のハルク色濃厚なアルバムでしたが、今回はポップな味付けの曲を中心として幅がぐっと広がったように感じます。単なる打ち込みによるポップ・アレンジではなくギュライのヴォーカルを引き立てるように構成されていて好感が持てます。ギュライのナチュラルなボーカルに寄り添うようなネイ(笛)、ダブル(大太鼓)、バグラマ(サズ)、ケメンチェ(擦弦楽器)などの民族楽器が実に美しく響いています。

こちらで全曲試聴ができます。
Kalan Muzik
こちらでトルコの民族楽器が色々見れます。
Turkish Music:Musical Instruments-Tulumba.com
2005年03月20日 10:30
Congotronics (crammed Craw 27)

何でコンゴの切手まで出しかというとこのCDを紹介したかったからです。なんちゃって。このCDはMM誌でも特集されていましたし、今月のクロス・レビューでも取り上げられていましたね。私もエルスールの店長さんのオススメということで買いましたよ。
普通にイメージする親指ピアノは耳にポロンポロン心地よい素朴な響きがありますが、このCDに収められている3台(低音、中間音、高音)の親指ピアノ(リケンベ:Likembe)は中古自動車の部品から作ったピックアップのようなマイクを付けてディストーションのような凶暴な音になっています。アフリカの親指ピアノ独特のサワリの音もビリビリと響いていて強烈だわこれは。両手の親指だけでよくこんなグルーヴがだせるもんだと感心しちゃいます。音も強力だけど一体感のある演奏のノリもスゴイです。私しゃヘッドホンでボリュームを上げて聴いたら確実にイってしまいました。ゴチャゴチャいいません、一度聴いてみてくだされ。
参考サイト
Crammed Discs / Konono N°1

何でコンゴの切手まで出しかというとこのCDを紹介したかったからです。なんちゃって。このCDはMM誌でも特集されていましたし、今月のクロス・レビューでも取り上げられていましたね。私もエルスールの店長さんのオススメということで買いましたよ。
普通にイメージする親指ピアノは耳にポロンポロン心地よい素朴な響きがありますが、このCDに収められている3台(低音、中間音、高音)の親指ピアノ(リケンベ:Likembe)は中古自動車の部品から作ったピックアップのようなマイクを付けてディストーションのような凶暴な音になっています。アフリカの親指ピアノ独特のサワリの音もビリビリと響いていて強烈だわこれは。両手の親指だけでよくこんなグルーヴがだせるもんだと感心しちゃいます。音も強力だけど一体感のある演奏のノリもスゴイです。私しゃヘッドホンでボリュームを上げて聴いたら確実にイってしまいました。ゴチャゴチャいいません、一度聴いてみてくだされ。
参考サイト
Crammed Discs / Konono N°1
2005年03月19日 23:33
コンゴ共和国はかつて、フランス領で1970〜91年には、コンゴ人民共和国と称していました。
これは1966年に発行された黒人芸術祭の切手です。
左からリケンベ(Likembe)を弾く男、ロコンビ(Lokombi)

1975年に発行された民族楽器の切手です。
左からエサンガ(Esanga)、カラクワ(Karakwa)、リケンベ(Likembe)、ンゴンギ(Ngongui)

これは1966年に発行された黒人芸術祭の切手です。
左からリケンベ(Likembe)を弾く男、ロコンビ(Lokombi)

1975年に発行された民族楽器の切手です。
左からエサンガ(Esanga)、カラクワ(Karakwa)、リケンベ(Likembe)、ンゴンギ(Ngongui)

2005年03月18日 23:27
アフリカにはコンゴと名の付く国が2つあります。この「コンゴ民主共和国(Democratic Republic of the Congo)」と、西隣の「民主」がつかない「コンゴ共和国(Republic of Congo)」です。「コンゴ民主共和国」は1960年ベルギーから独立し、1971年から1997年までザイール共和国と呼ばれていました。日本ではリンガラ・ポップ(現地ではルンバ)の国として親しまれていますね。
これはコンゴ民主共和国がまだベルギー領だった1932年に発行された、凹版印刷の美しい切手です。このシリーズはもう1枚横笛(Ndere)の切手があるのですが、残念ながら未入手。
左から太鼓、ルコンブレ(Lukombre)

こちらは1967年のモントリオール万博の記念に発行されたコンゴの楽器、角笛を描いた切手です。

これはコンゴ民主共和国がまだベルギー領だった1932年に発行された、凹版印刷の美しい切手です。このシリーズはもう1枚横笛(Ndere)の切手があるのですが、残念ながら未入手。
左から太鼓、ルコンブレ(Lukombre)

こちらは1967年のモントリオール万博の記念に発行されたコンゴの楽器、角笛を描いた切手です。

2005年03月17日 17:16
女人花 (广東音像出版社出版 DCD866)

ジャケットを見ると、すごい育ちのよさそうな大陸の美人の歌手ですね。このアルバムは香港や中国の古い映画の主題歌を取り上げた企画アルバムのようです。ストリング・アンサンブルや中国の民族楽器などもふんだんに使った豪華で多彩な内容で楽しめました。HDCDのかなりクリアな音ですが、ミックスを日本人が行っているようです。
1曲目は中国大陸の壮大なスケールを感じさせる曲。なんともいえない深くて優しい声です。2曲目はタイトル曲の「女人花」。イントロの笛の音が風情を感じさせます。アニタ・ムイ(梅艶芳)など色々な歌手が取り上げている有名な曲ですね。3曲目は彼女の可憐なファルセットが活かされた印象的な曲。5曲目は笛、琴のみを使ったシンプルなサウンドで、山水画を思わせるような涼しい曲。7、 9曲目はストリング・オーケストラによる映画のシーンを切り取ったようなゴージャスなアレンジ。宙を漂うような彼女の可憐なヴォーカルがたまりません。中国風情たっぷりの美メロが詰まってるし、繊細な表現力のある彼女のヴォーカルが何とも言えない芳香を放つ好アルバムです。

こちらで全曲試聴可能です。
艾心/女人花

ジャケットを見ると、すごい育ちのよさそうな大陸の美人の歌手ですね。このアルバムは香港や中国の古い映画の主題歌を取り上げた企画アルバムのようです。ストリング・アンサンブルや中国の民族楽器などもふんだんに使った豪華で多彩な内容で楽しめました。HDCDのかなりクリアな音ですが、ミックスを日本人が行っているようです。
1曲目は中国大陸の壮大なスケールを感じさせる曲。なんともいえない深くて優しい声です。2曲目はタイトル曲の「女人花」。イントロの笛の音が風情を感じさせます。アニタ・ムイ(梅艶芳)など色々な歌手が取り上げている有名な曲ですね。3曲目は彼女の可憐なファルセットが活かされた印象的な曲。5曲目は笛、琴のみを使ったシンプルなサウンドで、山水画を思わせるような涼しい曲。7、 9曲目はストリング・オーケストラによる映画のシーンを切り取ったようなゴージャスなアレンジ。宙を漂うような彼女の可憐なヴォーカルがたまりません。中国風情たっぷりの美メロが詰まってるし、繊細な表現力のある彼女のヴォーカルが何とも言えない芳香を放つ好アルバムです。

こちらで全曲試聴可能です。
艾心/女人花
2005年03月16日 17:14
乾杯 (華特音楽 EVC0401)

最近の台湾の歌手で気に入ってる女性歌手がこの人。新人歌手のようですが、そのディープな歌声にしびれてます。こんなに素晴らしい実力派の歌手が出てくるとは、やっぱり台湾歌謡は層が厚いです。
冒頭の曲は3連バラードの演歌ですが、あんまり湿っぽい感じがしません。見事にコントロールされた台語のヴォーカルに聴き惚れてします。サビの部分の盛り上がりなど繊細で伸びやかな声に感心してしまいました。2曲目は平尾昌晃のヒット曲「星は何でも知っている」のカバー。実はこの歌、メロディはわかるんだけど曲名がずっと思い出せず悩んでいました。ふと口をついて出てきたのがこの「星は何でも知っている」の歌詞。陳思安の方のカバーはまったくといっていいほど別の曲に仕上がっていてゴージャスなアレンジ。ストリングスをバックにした、台湾のMCから歌に続くイントロにぞくっときます。オリジナル曲も、情感のあるしっとりしたバラードや、リズム歌謡など台湾らしい美メロが多くて聴き込むほど味わいが増してきます。演歌なのに不思議と泥臭く感じさせないアレンジャーの徐喜良のセンスの良さを感じます。新人らしからぬ貫録まで感じさせる陳思安の堂々とした歌いっぷりにはまいりました。

最近の台湾の歌手で気に入ってる女性歌手がこの人。新人歌手のようですが、そのディープな歌声にしびれてます。こんなに素晴らしい実力派の歌手が出てくるとは、やっぱり台湾歌謡は層が厚いです。
冒頭の曲は3連バラードの演歌ですが、あんまり湿っぽい感じがしません。見事にコントロールされた台語のヴォーカルに聴き惚れてします。サビの部分の盛り上がりなど繊細で伸びやかな声に感心してしまいました。2曲目は平尾昌晃のヒット曲「星は何でも知っている」のカバー。実はこの歌、メロディはわかるんだけど曲名がずっと思い出せず悩んでいました。ふと口をついて出てきたのがこの「星は何でも知っている」の歌詞。陳思安の方のカバーはまったくといっていいほど別の曲に仕上がっていてゴージャスなアレンジ。ストリングスをバックにした、台湾のMCから歌に続くイントロにぞくっときます。オリジナル曲も、情感のあるしっとりしたバラードや、リズム歌謡など台湾らしい美メロが多くて聴き込むほど味わいが増してきます。演歌なのに不思議と泥臭く感じさせないアレンジャーの徐喜良のセンスの良さを感じます。新人らしからぬ貫録まで感じさせる陳思安の堂々とした歌いっぷりにはまいりました。
2005年03月15日 01:30
上海人民美術出版社

この間、横浜中華街に行った時に、こんな素敵なポスト・カードを見つけました。ノスタルジックなオールド上海のムード溢れる写真が20枚綴りになっています。どれもチャーミングな中国美人がモデルで伝統楽器を弾いていたり、古い中国家具や蓄音機の前でポーズをしてくれてます。こういう雰囲気のある写真は好きですね。部屋に飾っておきたいぐらいです。私が最近よく聴いている中国ポップスも伝統回帰みたいなものばっかりですからね。最近、その手が増えてるように感じるのですが、中国は懐古趣味のようになっているんでしょうか?

ついでにこちらは横浜中華街らしいダブル・ハピネスのタバコとライター。
中華街限定発売なのかな?


この間、横浜中華街に行った時に、こんな素敵なポスト・カードを見つけました。ノスタルジックなオールド上海のムード溢れる写真が20枚綴りになっています。どれもチャーミングな中国美人がモデルで伝統楽器を弾いていたり、古い中国家具や蓄音機の前でポーズをしてくれてます。こういう雰囲気のある写真は好きですね。部屋に飾っておきたいぐらいです。私が最近よく聴いている中国ポップスも伝統回帰みたいなものばっかりですからね。最近、その手が増えてるように感じるのですが、中国は懐古趣味のようになっているんでしょうか?

ついでにこちらは横浜中華街らしいダブル・ハピネスのタバコとライター。
中華街限定発売なのかな?

2005年03月14日 23:11
Gabriella Teggia / Mark Hanusz (Equinox Publishing)

ブルー・マウンテンが登場するまで世界最高のコーヒーと親しまれていたインドネシアのコーヒー。その出荷量は世界第3位と云われています。1969年にインドネシアを統治していたオランダ軍が、インドから持ち込んだコーヒーの木がジャカルタの農園に植えられたそうです。これらは地震と洪水で失われてしまったそうですが、その後またインドから持ち込まれたコーヒーの木が根付き、インドネシア・コーヒーの栽培が本格的に行われたそうです。
インドネシアのコーヒーはスマトラのマンデリン、スラウェシのトラジャ・コーヒーが有名ですが、他にもバリ島の粉コーヒー、西ジャワ、バンドゥンのアロマ・コーヒーなどもよく知られています。
この本はジャワ島におけるコーヒーの歴史、ジャワ各地のコーヒー農園、独特の製法のロースト(炒り)・コーヒー、ジャワの文化と社会でコーヒーがどのような役割をしているか探った本です。歴史的な写真やジャワ各地のコーヒーにまつわる写真も多く、まるでコーヒー豆と一緒に旅行しているような気分です。
これを見てたらワルン(屋台)で甘〜いコピ・スス(ミルク・コーヒー)が飲みたくなってきましたよ。


ブルー・マウンテンが登場するまで世界最高のコーヒーと親しまれていたインドネシアのコーヒー。その出荷量は世界第3位と云われています。1969年にインドネシアを統治していたオランダ軍が、インドから持ち込んだコーヒーの木がジャカルタの農園に植えられたそうです。これらは地震と洪水で失われてしまったそうですが、その後またインドから持ち込まれたコーヒーの木が根付き、インドネシア・コーヒーの栽培が本格的に行われたそうです。
インドネシアのコーヒーはスマトラのマンデリン、スラウェシのトラジャ・コーヒーが有名ですが、他にもバリ島の粉コーヒー、西ジャワ、バンドゥンのアロマ・コーヒーなどもよく知られています。
この本はジャワ島におけるコーヒーの歴史、ジャワ各地のコーヒー農園、独特の製法のロースト(炒り)・コーヒー、ジャワの文化と社会でコーヒーがどのような役割をしているか探った本です。歴史的な写真やジャワ各地のコーヒーにまつわる写真も多く、まるでコーヒー豆と一緒に旅行しているような気分です。
これを見てたらワルン(屋台)で甘〜いコピ・スス(ミルク・コーヒー)が飲みたくなってきましたよ。

2005年03月13日 18:55
Lonceng Tengah Malam (Maheswara Music)

ダンドゥット・クィーン、エルフィ・スカエシの2005年の新作CD+VCDです。CDは18曲入りで、VCDのほうは8曲のカラオケ映像が入ってます。まあ新作といっても頭の1曲だけなんですがね。他は80〜90年代の彼女の代表曲や他のアーティストの曲とかが入っています。女王様に久々の新作にしては少しガックリ。旧作はリマスタリングしているようです。ちょっとディレイをかけただけのような気もしますが?CD1枚に詰め込みすぎたのか、曲がいきなりぶち切れてるのやらフェイド・アウトが不自然なのもあります。どうなってるんでしょう。ジャケットは最近インドネシアでも増えてきている綺麗なデジパック使用なんですけどね。
新作のタイトル曲はムフタール・Bの作で、夫の帰りを待つ女心を切々と歌ったもの物悲しいダンドゥット。歌はそんなに悪くないのですが、曲調が地味すぎたな〜。映像の方はいったいどこの国の話かと思えるほど無国籍な設定です。エキストラの衣装をみるとどうやら古代ローマ風?のようです。3曲目は女王様にしては珍しくエフィ・タマラの「Aku Rindu Padamu」を取り上げています。4曲目まで沈んだ曲が続くのは去年、旦那さん(ゼ・ジンダン)が亡くなって、未亡人になってしまったからなんでしょうか?しかし、エルフィの素晴らしさが発揮された80年代のヒット曲群を聴くと改めて歌唱力のスゴさを感じてしまいます。久しぶりに聴いたファザル・ダット作の「Gula-Gula」も曲の構成も面白いし、やっぱ迫力あるな〜。
個人的には女王様の久々の新曲が一つだけじゃ、まったく物足りないです。彼女はまだまだ現役でバリバリとイケますので、ここは一つフレッシュなフル・アルバムの次作に期待することにしましょう。

Elvy Sukaesih Profile
Elvy Sukaesih Cassetes Collection
Elvy Sukaesih Records Collection

ダンドゥット・クィーン、エルフィ・スカエシの2005年の新作CD+VCDです。CDは18曲入りで、VCDのほうは8曲のカラオケ映像が入ってます。まあ新作といっても頭の1曲だけなんですがね。他は80〜90年代の彼女の代表曲や他のアーティストの曲とかが入っています。女王様に久々の新作にしては少しガックリ。旧作はリマスタリングしているようです。ちょっとディレイをかけただけのような気もしますが?CD1枚に詰め込みすぎたのか、曲がいきなりぶち切れてるのやらフェイド・アウトが不自然なのもあります。どうなってるんでしょう。ジャケットは最近インドネシアでも増えてきている綺麗なデジパック使用なんですけどね。
新作のタイトル曲はムフタール・Bの作で、夫の帰りを待つ女心を切々と歌ったもの物悲しいダンドゥット。歌はそんなに悪くないのですが、曲調が地味すぎたな〜。映像の方はいったいどこの国の話かと思えるほど無国籍な設定です。エキストラの衣装をみるとどうやら古代ローマ風?のようです。3曲目は女王様にしては珍しくエフィ・タマラの「Aku Rindu Padamu」を取り上げています。4曲目まで沈んだ曲が続くのは去年、旦那さん(ゼ・ジンダン)が亡くなって、未亡人になってしまったからなんでしょうか?しかし、エルフィの素晴らしさが発揮された80年代のヒット曲群を聴くと改めて歌唱力のスゴさを感じてしまいます。久しぶりに聴いたファザル・ダット作の「Gula-Gula」も曲の構成も面白いし、やっぱ迫力あるな〜。
個人的には女王様の久々の新曲が一つだけじゃ、まったく物足りないです。彼女はまだまだ現役でバリバリとイケますので、ここは一つフレッシュなフル・アルバムの次作に期待することにしましょう。

Elvy Sukaesih Profile
Elvy Sukaesih Cassetes Collection
Elvy Sukaesih Records Collection
2005年03月12日 17:37
Anto Hoed & Melly present
Original Motion Picture Soundtrack (AQUARIUS)

(1)Ku Bahagia
(2)Suara Hati Seorang Kekasih
(3)Trully, Madly, Deeply Hate you
(4)Dimana Malumu
(5)Ada Apa Dengan Cinta
(6)Bimbang
(7)Ingin Mencintai & Dicintai
(8)Hanya
(9)Tentang Seseorang
(10)Denting
(11)Demikianlah
(12)Bonus track Tentang Seseotang versi Dian Sastro
2005年3月5日から恵比寿ガーデン・シネマで公開されている「ビューティフル・ディズ(原題:Ada Apa Dengan Cinta ?)」は、インドネシアで2002年大ヒットした映画です。そのサウンド・トラックを手がけたのがインドネシア・ポップス界のカリスマといわれるメリー・グスロウと夫のアント・フッド。インドネシアでは映画の公開と同時に、このサウンド・トラックが大ヒットしました。単なる映画のサウンド・トラックとしてではなく、完成度の高い単独アルバムとして高く評価されたと言って良いでしょう。このサウンド・トラックのヒットによって映画も人気を得たようです。

ちょっとこの映画の聴き所、見所などを探ってみたいと思います。冒頭の「Ku Bahagia」はエッジの効いたロック・ナンバーで、映画のイントロの主役が通う学校のシーンで使われてます。ワクワクするような曲調ですが、楽しくて幸せいっぱいの学園生活のシーンにピッタリはまっています。(2)の美しいバラードは誰もいない落ち葉がまってる校庭に切り替わる印象的なシーンで使われています。映画では歌無しのピアノのインスト曲でが使われています。哀愁が漂う胸キュンな歌が良いです。(4)のダンス・ナンバーは家庭内暴力で悩んでいる学友を慰めて、皆でダンスを踊るシーンで使われています。他にチンタがランガとデータに行くときに服を色々着替えるシーンでも使われてますね。メリーのソウルフルなヴォーカルがご機嫌な曲です。(5)の映画のタイトル曲はメリーとエリックという男性歌手とのデュエット曲ですが、これがインドネシアで大ヒットしました。その年のインドネシアのレコード大賞[AMI-SHARP Awards2002]では最優秀レコーディング大賞を獲得、MTV Asia Awardsでは最優勝曲として選ばれています。ちなみこの曲はアメリカのホラー・ドラマ「Buffy the Vampire Slayer」の挿入曲でも使われたようですね。映画の中の2人の主役チンタとランガの気持ちを表現したような美しい詞もヒットの要因といえるでしょう。(6)はソフトなナイロン弦のギターをバックにしたメランコリックなバラードですが、このギターのインストは映画の色々なシーンでポイント的に使われています。メリーの情感溢れる歌も素晴らしいです。(12)のボーナス・トラックは主役のディアン・サストロの詩の朗読と歌が入っています。チンタがランガの作った詩の朗読をするシーンはジャカルタのクラシック・ロック・カフェ(Classic Rock Cafe)というライブ・ハウスでロケされたようです。


この映画には有名な人気アーティストも登場しています。セカンド・アルバム「KETIKA」のプロモーション・コンサートの設定になっていたパス・バンド(PAS BAND)やアルバム中の曲「Kesepian kita」でデュエットしているテレ(Tere)が出演しています。テレは個性的なヴォーカルの注目の女性アーティスト。ランガの学友で異彩を放つ特大アフロヘアーの彼は人気ロック・バンド、ハラパン・ジャヤ(Harapan Jaya)の元ヴォーカリスト、エディ・ブロコリ(Edi Brokoli)。ランガとチンタがデートで立ち寄る古本屋のおやじのリンボンという役でベテラン・ロック・シンガーのギト・ロリス(Gito Rollies)がチョイ役で出演しています。チンタが詩の朗読と歌うシーンのバックでギターを弾いているのはブンガ(Bunga)というロック・バンドのボーカリスト、アンダ(Anda)。とまあ、こんな所を頭に入れて観るとまた面白いんじゃないでしょうか?ちょっとマニア過ぎましたかしらん?
このサントラはインドラ・レスマナ、トパティ、バロン、アクサン・シューマン、アンダ(Bunga)など敏腕ミュージシャンも参加していて、クオリティの高いアルバムに仕上がっています。サントラもオススメですよ。
参考サイト
Beautiful Days Official Web Site
Original Motion Picture Soundtrack (AQUARIUS)

(1)Ku Bahagia
(2)Suara Hati Seorang Kekasih
(3)Trully, Madly, Deeply Hate you
(4)Dimana Malumu
(5)Ada Apa Dengan Cinta
(6)Bimbang
(7)Ingin Mencintai & Dicintai
(8)Hanya
(9)Tentang Seseorang
(10)Denting
(11)Demikianlah
(12)Bonus track Tentang Seseotang versi Dian Sastro
2005年3月5日から恵比寿ガーデン・シネマで公開されている「ビューティフル・ディズ(原題:Ada Apa Dengan Cinta ?)」は、インドネシアで2002年大ヒットした映画です。そのサウンド・トラックを手がけたのがインドネシア・ポップス界のカリスマといわれるメリー・グスロウと夫のアント・フッド。インドネシアでは映画の公開と同時に、このサウンド・トラックが大ヒットしました。単なる映画のサウンド・トラックとしてではなく、完成度の高い単独アルバムとして高く評価されたと言って良いでしょう。このサウンド・トラックのヒットによって映画も人気を得たようです。

ちょっとこの映画の聴き所、見所などを探ってみたいと思います。冒頭の「Ku Bahagia」はエッジの効いたロック・ナンバーで、映画のイントロの主役が通う学校のシーンで使われてます。ワクワクするような曲調ですが、楽しくて幸せいっぱいの学園生活のシーンにピッタリはまっています。(2)の美しいバラードは誰もいない落ち葉がまってる校庭に切り替わる印象的なシーンで使われています。映画では歌無しのピアノのインスト曲でが使われています。哀愁が漂う胸キュンな歌が良いです。(4)のダンス・ナンバーは家庭内暴力で悩んでいる学友を慰めて、皆でダンスを踊るシーンで使われています。他にチンタがランガとデータに行くときに服を色々着替えるシーンでも使われてますね。メリーのソウルフルなヴォーカルがご機嫌な曲です。(5)の映画のタイトル曲はメリーとエリックという男性歌手とのデュエット曲ですが、これがインドネシアで大ヒットしました。その年のインドネシアのレコード大賞[AMI-SHARP Awards2002]では最優秀レコーディング大賞を獲得、MTV Asia Awardsでは最優勝曲として選ばれています。ちなみこの曲はアメリカのホラー・ドラマ「Buffy the Vampire Slayer」の挿入曲でも使われたようですね。映画の中の2人の主役チンタとランガの気持ちを表現したような美しい詞もヒットの要因といえるでしょう。(6)はソフトなナイロン弦のギターをバックにしたメランコリックなバラードですが、このギターのインストは映画の色々なシーンでポイント的に使われています。メリーの情感溢れる歌も素晴らしいです。(12)のボーナス・トラックは主役のディアン・サストロの詩の朗読と歌が入っています。チンタがランガの作った詩の朗読をするシーンはジャカルタのクラシック・ロック・カフェ(Classic Rock Cafe)というライブ・ハウスでロケされたようです。


この映画には有名な人気アーティストも登場しています。セカンド・アルバム「KETIKA」のプロモーション・コンサートの設定になっていたパス・バンド(PAS BAND)やアルバム中の曲「Kesepian kita」でデュエットしているテレ(Tere)が出演しています。テレは個性的なヴォーカルの注目の女性アーティスト。ランガの学友で異彩を放つ特大アフロヘアーの彼は人気ロック・バンド、ハラパン・ジャヤ(Harapan Jaya)の元ヴォーカリスト、エディ・ブロコリ(Edi Brokoli)。ランガとチンタがデートで立ち寄る古本屋のおやじのリンボンという役でベテラン・ロック・シンガーのギト・ロリス(Gito Rollies)がチョイ役で出演しています。チンタが詩の朗読と歌うシーンのバックでギターを弾いているのはブンガ(Bunga)というロック・バンドのボーカリスト、アンダ(Anda)。とまあ、こんな所を頭に入れて観るとまた面白いんじゃないでしょうか?ちょっとマニア過ぎましたかしらん?
このサントラはインドラ・レスマナ、トパティ、バロン、アクサン・シューマン、アンダ(Bunga)など敏腕ミュージシャンも参加していて、クオリティの高いアルバムに仕上がっています。サントラもオススメですよ。
参考サイト
Beautiful Days Official Web Site
2005年03月11日 04:52
DANIEL ZIV (Equinox Publishing)

私がインドネシアで一番落ち着く場所といえば、バリとかじゃなくて、やっぱりジャカルタなんですね。まあ、ほとんど行く目的地は決まってるんですが。古いインドネシアのレコード探しに骨董屋さんとか、新譜の買いだしにカセット、CD屋さん2〜3件回ったりとか、知り合いのミュージシャンに会ったりとか、コンサート見たりとかで、だいたい1週間か10日はあっという間に過ぎてしまいます。その間ベチャに乗ったり、バスに乗ったりして楽しいもんです。やっぱ街中のクレテック・タバコの匂い、ドリアンの匂い、車の排気ガスの匂いとかたまりませんね〜。これで人込みの中にダンドゥットでも流れてようなもんでしたら、最高のシチュエーションです。この本はそんなジャカルタの街の一瞬を捕らえたヴィジュアル本です。
著者はカナダ出身のジャーナリスト、ダニエル・ジブ。ジャカルタのカルチャー雑誌「djakarta !」のチーフ・エディターだったそうです。
ジャカルタの街の色々な大衆文化を、写真とコラム2ページ見開きで編集してあります。コラムはABC順にならんでいて、リアルなジャカルタを捉えています。凝ったアングルの写真も迫力があって良いです。巻末のほうにベニー&ミチェの風刺漫画があり、ジャカルタの典型的な人々が描かれていて笑えます。歯列矯正ブラケットが高級なおしゃれだと初めて知りましたよ。


私がインドネシアで一番落ち着く場所といえば、バリとかじゃなくて、やっぱりジャカルタなんですね。まあ、ほとんど行く目的地は決まってるんですが。古いインドネシアのレコード探しに骨董屋さんとか、新譜の買いだしにカセット、CD屋さん2〜3件回ったりとか、知り合いのミュージシャンに会ったりとか、コンサート見たりとかで、だいたい1週間か10日はあっという間に過ぎてしまいます。その間ベチャに乗ったり、バスに乗ったりして楽しいもんです。やっぱ街中のクレテック・タバコの匂い、ドリアンの匂い、車の排気ガスの匂いとかたまりませんね〜。これで人込みの中にダンドゥットでも流れてようなもんでしたら、最高のシチュエーションです。この本はそんなジャカルタの街の一瞬を捕らえたヴィジュアル本です。
著者はカナダ出身のジャーナリスト、ダニエル・ジブ。ジャカルタのカルチャー雑誌「djakarta !」のチーフ・エディターだったそうです。
ジャカルタの街の色々な大衆文化を、写真とコラム2ページ見開きで編集してあります。コラムはABC順にならんでいて、リアルなジャカルタを捉えています。凝ったアングルの写真も迫力があって良いです。巻末のほうにベニー&ミチェの風刺漫画があり、ジャカルタの典型的な人々が描かれていて笑えます。歯列矯正ブラケットが高級なおしゃれだと初めて知りましたよ。

2005年03月10日 02:46
The Culture and Heritage of Indonesia's Clove Cigarettes
Mark Hanuz (Equinox Publishing)

インドネシアの香りといえば、クレテック・タバコの匂い。インドネシア人の集まるところでは必ずこの甘い匂いが漂っています。私もインドネシアに行くと道端のタバコ売りのおばちゃんから一本売りで買って吸ってたりします。インドネシアのコンサートに行くとタバコ・メーカーの協賛が多いですね。ダンドゥットのコンサートなどに行くと、初対面のお兄ちゃんがスッとクレテック・タバコの箱を突きだし「一本いかが?」みたいな感じで勧められます。タバコを共有することが、独特のコミュニケーションの手段としているようです。
さてこの本はタバコとクローブ(丁子)、調味料?をブレンドさせた独特のクレテック・タバコの歴史や製法、製品などを詳細に研究、調査した本です。ハード・カバーの大判で分厚い本ですが、製造プロセス、パッケージ、広告、紙巻きやインドネシア各社のタバコなどの写真が満載で見ているだけでも面白いです。しかしすごい数の種類出ているんですね。これを見るとインドネシア国内の重要な産業の一つであることがうかがえます。
クレテック(Kretek)の語源は、トウモロコシや紙片に巻かれたタバコの中のクローブがパチパチと燃える擬音(keretek-keretek)からきていると言われているそうです。クレテック・タバコの製造は複雑で、クローブと何か独特の調味料が使われているようです。それはタバコ会社の企業秘密のようですね。
クレテック・タバコの創始者は数人の主張者がいるそうですが、ハジ・ジャマーリ(Haji Jamahri)という人が1880年代前半の頃に自身の喘息の薬として使用したのが最初のようです。話によると胸の痛みはなくなったそうですが、果たして本当の効果の程はわかりません。彼はそれから薬局を通じてクローブ・タバコを販売したそうです。
この本にはインドネシアの各クレテック・タバコ会社(サンプルナ、ベントール、ジャルム、グダン・ガラム)の歴史も載っていて興味深いです。個人的にはインドネシアらしい素朴な味のあるタバコの広告が面白かったです。

参考サイト
Indonesian Clove Cigarettes online store
Mark Hanuz (Equinox Publishing)

インドネシアの香りといえば、クレテック・タバコの匂い。インドネシア人の集まるところでは必ずこの甘い匂いが漂っています。私もインドネシアに行くと道端のタバコ売りのおばちゃんから一本売りで買って吸ってたりします。インドネシアのコンサートに行くとタバコ・メーカーの協賛が多いですね。ダンドゥットのコンサートなどに行くと、初対面のお兄ちゃんがスッとクレテック・タバコの箱を突きだし「一本いかが?」みたいな感じで勧められます。タバコを共有することが、独特のコミュニケーションの手段としているようです。
さてこの本はタバコとクローブ(丁子)、調味料?をブレンドさせた独特のクレテック・タバコの歴史や製法、製品などを詳細に研究、調査した本です。ハード・カバーの大判で分厚い本ですが、製造プロセス、パッケージ、広告、紙巻きやインドネシア各社のタバコなどの写真が満載で見ているだけでも面白いです。しかしすごい数の種類出ているんですね。これを見るとインドネシア国内の重要な産業の一つであることがうかがえます。
クレテック(Kretek)の語源は、トウモロコシや紙片に巻かれたタバコの中のクローブがパチパチと燃える擬音(keretek-keretek)からきていると言われているそうです。クレテック・タバコの製造は複雑で、クローブと何か独特の調味料が使われているようです。それはタバコ会社の企業秘密のようですね。
クレテック・タバコの創始者は数人の主張者がいるそうですが、ハジ・ジャマーリ(Haji Jamahri)という人が1880年代前半の頃に自身の喘息の薬として使用したのが最初のようです。話によると胸の痛みはなくなったそうですが、果たして本当の効果の程はわかりません。彼はそれから薬局を通じてクローブ・タバコを販売したそうです。
この本にはインドネシアの各クレテック・タバコ会社(サンプルナ、ベントール、ジャルム、グダン・ガラム)の歴史も載っていて興味深いです。個人的にはインドネシアらしい素朴な味のあるタバコの広告が面白かったです。

参考サイト
Indonesian Clove Cigarettes online store
2005年03月09日 13:51
The Art & History
Warren Dotz, Jack Mingo, George Moyer (Ten Speed Press)

中国旧正月の行事にかかせないものが例の爆竹です。爆竹は赤い色と共に厄除けとして盛大に鳴らされます。その昔中国では人を食べる「年」という怪物がいて大晦日になると表れたそうです。この怪物は音と赤い色が嫌いということがわかり、毎年正月になると赤い服を着て爆竹を鳴らすようになったそうです。ちなみに中国では爆竹の音は「ピリパラ」というそうです。賀歳アルバムでもこの言葉の歌詞がよく出てきます。
この本はアメリカのマーケットに輸出用として中国とマカオで製造された爆竹のパッケージとラベルを集めたコレクション本です。爆竹の歴史も詳しく説明されてあって面白いです。一部インドで製造されたモノも含まれています。中国の爆竹は19世紀の終わり頃表れたそうで、もちろん今も製造され続けています。爆竹のブランドは1,000以上もあるそうで、色々なサイズが時代によって変化していったそうです。
爆竹のラベルのコレクションには基準があるそうで、年代の古い順に1〜7まで等級が別れています。レアな50年代以前のラベルになるとオークションなどでは数百ドルで取引きされているようです。パッケージに描かれている絵柄は様々で中国の風物、アメリカのカウボーイやインディアン、動物、ロケットなどがあります。時代を反映する戦争や原爆なども取り上げています。いずれも独特の色彩とキッチュな絵柄で見ていて楽しいです。いやはや世の中には色んなモノ集めてるコレクターがいらっしゃいます。

こちらのサイトで爆竹の絵柄が色々見れます。
CRACKERPACKS-Firecracker Labels
Warren Dotz, Jack Mingo, George Moyer (Ten Speed Press)

中国旧正月の行事にかかせないものが例の爆竹です。爆竹は赤い色と共に厄除けとして盛大に鳴らされます。その昔中国では人を食べる「年」という怪物がいて大晦日になると表れたそうです。この怪物は音と赤い色が嫌いということがわかり、毎年正月になると赤い服を着て爆竹を鳴らすようになったそうです。ちなみに中国では爆竹の音は「ピリパラ」というそうです。賀歳アルバムでもこの言葉の歌詞がよく出てきます。
この本はアメリカのマーケットに輸出用として中国とマカオで製造された爆竹のパッケージとラベルを集めたコレクション本です。爆竹の歴史も詳しく説明されてあって面白いです。一部インドで製造されたモノも含まれています。中国の爆竹は19世紀の終わり頃表れたそうで、もちろん今も製造され続けています。爆竹のブランドは1,000以上もあるそうで、色々なサイズが時代によって変化していったそうです。
爆竹のラベルのコレクションには基準があるそうで、年代の古い順に1〜7まで等級が別れています。レアな50年代以前のラベルになるとオークションなどでは数百ドルで取引きされているようです。パッケージに描かれている絵柄は様々で中国の風物、アメリカのカウボーイやインディアン、動物、ロケットなどがあります。時代を反映する戦争や原爆なども取り上げています。いずれも独特の色彩とキッチュな絵柄で見ていて楽しいです。いやはや世の中には色んなモノ集めてるコレクターがいらっしゃいます。

こちらのサイトで爆竹の絵柄が色々見れます。
CRACKERPACKS-Firecracker Labels
2005年03月06日 00:11
Lilis Karlina (Maesuara Musik MS0358)

デビュー以来、男性ダンドゥット・ファンの股間を熱くさせてきた、セクシー系ダンドゥット歌手、リリス・カルリナの2005年の新作です。今回から思い切って「Lilis Karlina」改め「LK」になりました。う〜んどっかで聞いたような名前の省略の仕方ですけど、堅いことはいいません。カッコいいよ〜ロゴのデザイン。おまけにジャケを3パターン変えて発売するという「Maesuara Musik」レーベル始まって以来、というよりダンドゥット界初の大企画。これもどこかで見たような気が。まあ気にしちゃぁいけませんね。LKプロダクションって、どうやら自分で制作会社始めたようです。
エクゼクティブ・プロデューサーが彼女の名前になってるし、自分で企画もしたんですね。作詞も3曲してるし、かなり気合いが入ったアルバムですよ。
冒頭曲は彼女の名前をタイトルにした大胆な曲。ノリが良くてカッコいいんじゃない。サビで野郎どものコーラスが「オ〜リリス、リリス・カルリナ。唇も奪われて、心も奪われちゃったよ〜〜♪」なんて歌ってら〜。A-2曲目はアラブ風味のダンドゥットで新局面を見せてます。A-4曲目は彼女の真骨頂、ジャイポンガン風味のダンドゥット。やっぱこうこなくっちゃ。B-4では同じ曲をウカット・Sのヴァージョンでよりスンダ色を強めたアレンジで聴かせます。このアルバムは彼女にとって久々の会心作じゃないでしょうか?今年31歳のリリス、一段と艶が増してイイ女になりました。

リリス・カルリナ・プロフィール

デビュー以来、男性ダンドゥット・ファンの股間を熱くさせてきた、セクシー系ダンドゥット歌手、リリス・カルリナの2005年の新作です。今回から思い切って「Lilis Karlina」改め「LK」になりました。う〜んどっかで聞いたような名前の省略の仕方ですけど、堅いことはいいません。カッコいいよ〜ロゴのデザイン。おまけにジャケを3パターン変えて発売するという「Maesuara Musik」レーベル始まって以来、というよりダンドゥット界初の大企画。これもどこかで見たような気が。まあ気にしちゃぁいけませんね。LKプロダクションって、どうやら自分で制作会社始めたようです。
エクゼクティブ・プロデューサーが彼女の名前になってるし、自分で企画もしたんですね。作詞も3曲してるし、かなり気合いが入ったアルバムですよ。
冒頭曲は彼女の名前をタイトルにした大胆な曲。ノリが良くてカッコいいんじゃない。サビで野郎どものコーラスが「オ〜リリス、リリス・カルリナ。唇も奪われて、心も奪われちゃったよ〜〜♪」なんて歌ってら〜。A-2曲目はアラブ風味のダンドゥットで新局面を見せてます。A-4曲目は彼女の真骨頂、ジャイポンガン風味のダンドゥット。やっぱこうこなくっちゃ。B-4では同じ曲をウカット・Sのヴァージョンでよりスンダ色を強めたアレンジで聴かせます。このアルバムは彼女にとって久々の会心作じゃないでしょうか?今年31歳のリリス、一段と艶が増してイイ女になりました。

リリス・カルリナ・プロフィール
2005年03月05日 02:37
Cambodian Rocks Vol.1

Cambodian Rocks Vol.2

Cambodian Rocks Vol.3

アメリカ70年代のガレージ・パンク・バンド「The Screamin' Mee-Mees」のメンバーの一人、ポール・ホイーラーが、カンボジア旅行時に買った60〜70年代のカンボジア歌謡のカセットを編集した「Cambodian Rocks」というアルバムがPallarel Worldというインディーズ・レーベルで1996年頃発売されました。その後ボーナス・トラックも追加され2000年に再発されたようです。アルバムにはアーティスト名も曲名も明記されていない訳が解らないシロモノでした。でも中身はエグミの極地のようなサイケな世界が渦巻いていて、長らく私の愛聴盤となっていました。そしてこのアルバムの曲をカバーするナイスなバンド「DENGUE FEVER」まで表れて、これまたびっくりです。
さてこの「カンボジアン.ロックス」3枚のシリーズは、先のPallarel Worldに収められていた1960年代後半〜70年代初期のサイケなカンボジア歌謡ロックの世界をたっぷり楽しみ事ができます。アーティスト、曲名、録音年代、英訳の歌詞やアーティストのプロフィールなど、今度は十分な調査をして制作されているようです。リリース元はカリフォルニアのリッチモンドのKhmel Rocksというレーベル。こちらのサイトにアーティストのプロフィールなど出ていますので参照して下さい。
1973〜76年のカンボジア内戦・ポルポト政権下では歌手、演奏家など見つかると殺されたといわれます。このアルバムの音楽家達はクメール・ルージュ(赤いクメール)によって虐殺されてしまったようです。ここではカンボジアの詳しい歴史の説明はできませんので、歴史を扱ったサイトを参照して下さい。
このアルバムに収められた時代の代表的な2人のアーティストを簡単に触れておきます。キング・オブ・クメール・ミュージックと称されるセンスィサーモット(Sinn Sisamouth)は当時の最も優れた歌手、作詞作曲家でした。ポルポトの圧制に会うまでに数多くの作曲とレコーディングをしています。伝統歌謡なども得意としたようです。ほんわかした温かみのある声です。女性歌手のルススレイソティア(Ros Sereysathea)はカンボジア音楽文化で最も強力な女性でした。国王夫妻は彼女にゴールデン・ヴォイスの称号を与えたそうです。延びのあるが強烈なファルセットが個性的な女性歌手です。
Vol.1はセン・スィサーモットが7曲とルス・スレイソティアが6曲で2人を中心とした選曲になっています。1曲2人のデュエットがあります。洋楽ヒットのクメール語のカバーやオリジナルですが、そのローハイなサウンドの中で独特のアジアな匂いを醸し出しています。ルス・スレイソティアの伸びやかでノリの良いヴォーカルが最高です。サウンドは歪んだファズ・ギターやアナログシンセ、オルガンなどを使ったドロドロでサイケな世界。GS、R&B調、サンタナ風、ラテン調など演奏もファンキーでカッコいいです。脱力系のクメール語ヴォーカルといい頭がクラクラしちゃいます。
Vol.2はこちらもVol.1と同じく2人の歌が中心になっています。ビートルズ、ピンキー&キラーズ、三橋美智也、スコット・マッケンジー、プロコル・ハルム等々がクメール・ロック調にカバーされています。すごいダミ声のルイ・ザートという男性歌手のどファンクやらパン・ロンという女性歌手のモンキー・ダンスがえらくカッコ良かったです。
Vol.3は上記の2人を筆頭に5人の歌手が入っていてこのシリーズ中では1番バリエーションのあるセレクトになっています。歪んだギターの歌謡ラテン・ロック、エコー・マシンを駆使したスペーシーな曲などエグイのばっかり取りそろえています。4曲目はギターの演奏もスゴイですがボア・サロンという男性歌手の雄叫びのようなシャウトが強烈です。70年代風のハード・ロック調など、演奏もかなり高度な曲もあります。ラストはセンスィサーモットの味わい深いカンボジア伝統歌謡が入っています。
3枚聞き通して、かなり強烈なエグイ曲ばかりで楽しめましたが、このアルバムの素晴らしいアーティスト達が30年前にポルポト政権下で虐殺されてしまったことを思うと、ちょっと切なくなりました。

参考サイト
CAMBODIANROCKS.COM
DENGUE FEVER
カンボジアとポルポト派

Cambodian Rocks Vol.2

Cambodian Rocks Vol.3

アメリカ70年代のガレージ・パンク・バンド「The Screamin' Mee-Mees」のメンバーの一人、ポール・ホイーラーが、カンボジア旅行時に買った60〜70年代のカンボジア歌謡のカセットを編集した「Cambodian Rocks」というアルバムがPallarel Worldというインディーズ・レーベルで1996年頃発売されました。その後ボーナス・トラックも追加され2000年に再発されたようです。アルバムにはアーティスト名も曲名も明記されていない訳が解らないシロモノでした。でも中身はエグミの極地のようなサイケな世界が渦巻いていて、長らく私の愛聴盤となっていました。そしてこのアルバムの曲をカバーするナイスなバンド「DENGUE FEVER」まで表れて、これまたびっくりです。
さてこの「カンボジアン.ロックス」3枚のシリーズは、先のPallarel Worldに収められていた1960年代後半〜70年代初期のサイケなカンボジア歌謡ロックの世界をたっぷり楽しみ事ができます。アーティスト、曲名、録音年代、英訳の歌詞やアーティストのプロフィールなど、今度は十分な調査をして制作されているようです。リリース元はカリフォルニアのリッチモンドのKhmel Rocksというレーベル。こちらのサイトにアーティストのプロフィールなど出ていますので参照して下さい。
1973〜76年のカンボジア内戦・ポルポト政権下では歌手、演奏家など見つかると殺されたといわれます。このアルバムの音楽家達はクメール・ルージュ(赤いクメール)によって虐殺されてしまったようです。ここではカンボジアの詳しい歴史の説明はできませんので、歴史を扱ったサイトを参照して下さい。
このアルバムに収められた時代の代表的な2人のアーティストを簡単に触れておきます。キング・オブ・クメール・ミュージックと称されるセンスィサーモット(Sinn Sisamouth)は当時の最も優れた歌手、作詞作曲家でした。ポルポトの圧制に会うまでに数多くの作曲とレコーディングをしています。伝統歌謡なども得意としたようです。ほんわかした温かみのある声です。女性歌手のルススレイソティア(Ros Sereysathea)はカンボジア音楽文化で最も強力な女性でした。国王夫妻は彼女にゴールデン・ヴォイスの称号を与えたそうです。延びのあるが強烈なファルセットが個性的な女性歌手です。
Vol.1はセン・スィサーモットが7曲とルス・スレイソティアが6曲で2人を中心とした選曲になっています。1曲2人のデュエットがあります。洋楽ヒットのクメール語のカバーやオリジナルですが、そのローハイなサウンドの中で独特のアジアな匂いを醸し出しています。ルス・スレイソティアの伸びやかでノリの良いヴォーカルが最高です。サウンドは歪んだファズ・ギターやアナログシンセ、オルガンなどを使ったドロドロでサイケな世界。GS、R&B調、サンタナ風、ラテン調など演奏もファンキーでカッコいいです。脱力系のクメール語ヴォーカルといい頭がクラクラしちゃいます。
Vol.2はこちらもVol.1と同じく2人の歌が中心になっています。ビートルズ、ピンキー&キラーズ、三橋美智也、スコット・マッケンジー、プロコル・ハルム等々がクメール・ロック調にカバーされています。すごいダミ声のルイ・ザートという男性歌手のどファンクやらパン・ロンという女性歌手のモンキー・ダンスがえらくカッコ良かったです。
Vol.3は上記の2人を筆頭に5人の歌手が入っていてこのシリーズ中では1番バリエーションのあるセレクトになっています。歪んだギターの歌謡ラテン・ロック、エコー・マシンを駆使したスペーシーな曲などエグイのばっかり取りそろえています。4曲目はギターの演奏もスゴイですがボア・サロンという男性歌手の雄叫びのようなシャウトが強烈です。70年代風のハード・ロック調など、演奏もかなり高度な曲もあります。ラストはセンスィサーモットの味わい深いカンボジア伝統歌謡が入っています。
3枚聞き通して、かなり強烈なエグイ曲ばかりで楽しめましたが、このアルバムの素晴らしいアーティスト達が30年前にポルポト政権下で虐殺されてしまったことを思うと、ちょっと切なくなりました。

参考サイト
CAMBODIANROCKS.COM
DENGUE FEVER
カンボジアとポルポト派
2005年03月02日 14:17
山水情 (中国唱片上海公司出版?行 HCD-0197)

動物の牙をずらりと繋げたネックレスを首に巻いたこの女の娘、何でしょ?顔はのりピーにちょっと似てまが、中身はジャケ写と似つかわない、かなりインパクトのある歌を歌ってます。中国内陸部の出身だと思うのですが、この声量と声域に圧倒されます。サウンドは中国の様々な民族楽器とシンフォニックなストリング・アンサンブルとミックスさせ、中国各地の民謡をワールド・ミュージック的なアプローチでアレンジした感じでしょうか。壮大なコーラス、イーリアン・パイプを使ったアイリッシュな曲、アグレッシブなヴァイオリンを使った曲などヴァリエーションがあって面白いです。いや〜しかしこの声は衝撃的でした。

こちらで全曲試聴可能です。
http://www.9911.com/singer/1598.html

動物の牙をずらりと繋げたネックレスを首に巻いたこの女の娘、何でしょ?顔はのりピーにちょっと似てまが、中身はジャケ写と似つかわない、かなりインパクトのある歌を歌ってます。中国内陸部の出身だと思うのですが、この声量と声域に圧倒されます。サウンドは中国の様々な民族楽器とシンフォニックなストリング・アンサンブルとミックスさせ、中国各地の民謡をワールド・ミュージック的なアプローチでアレンジした感じでしょうか。壮大なコーラス、イーリアン・パイプを使ったアイリッシュな曲、アグレッシブなヴァイオリンを使った曲などヴァリエーションがあって面白いです。いや〜しかしこの声は衝撃的でした。

こちらで全曲試聴可能です。
http://www.9911.com/singer/1598.html
2005年03月01日 18:35
The Singer of West China Concert

これは珍しい中国西部地方の少数民族のコンサートの2VCD+CDです。中央アジアの蒙古族、ミャオ(苗)族、朝鮮族、ウイグル族、カザフ族、チベット(蔵)族など初めてみる各地方の代表的な歌手が次々に登場します。日本でも有名なモンゴルのオルティンドー、殺した羊を葬るために歌うと言われるホーミーなどもありますが、中にはホーミーとラップが組み合わさったモンゴルの蒙古"天音"女子三人組合によるヒップ・ホップなどもあり面白いです。蒙古族の弦楽器「ホピス」、ウィグル族の弓奏楽器「ウィグル・ギジャック」などの珍しい民族楽器も登場し興味深いです。ミャオ(苗)族の美形の女性歌手が着ている、きらびやかな珍しい民族衣装は初めてみました。
いやはや、タイ語を話す民族、イスラム教の民族、ロシア系など、中国の少数民族は多彩で面白いです。

参考サイト
中国少数民族一覧
中国の少数民族

これは珍しい中国西部地方の少数民族のコンサートの2VCD+CDです。中央アジアの蒙古族、ミャオ(苗)族、朝鮮族、ウイグル族、カザフ族、チベット(蔵)族など初めてみる各地方の代表的な歌手が次々に登場します。日本でも有名なモンゴルのオルティンドー、殺した羊を葬るために歌うと言われるホーミーなどもありますが、中にはホーミーとラップが組み合わさったモンゴルの蒙古"天音"女子三人組合によるヒップ・ホップなどもあり面白いです。蒙古族の弦楽器「ホピス」、ウィグル族の弓奏楽器「ウィグル・ギジャック」などの珍しい民族楽器も登場し興味深いです。ミャオ(苗)族の美形の女性歌手が着ている、きらびやかな珍しい民族衣装は初めてみました。
いやはや、タイ語を話す民族、イスラム教の民族、ロシア系など、中国の少数民族は多彩で面白いです。

参考サイト
中国少数民族一覧
中国の少数民族
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