Tangga

2005年04月17日 12:24

(Sony Music 519910.4)
tangga.jpg

インドネシアの新しいコーラス・グループ、タンガ(Tangga)のデビュー・アルバム。メンバーはタタ(Tata)、デスティ(Desty)、カンガ(kamga)、ネラ(Nerra)それぞれ男女2人づつペアの4人グループ。ちょっとトリオのTOFUに近い感じかな。メンバーはモデルやシネトロン(テレビ・ドラマ)でも活躍しているようです。作詞作曲、プロデュースはデナダやクール・カラーなどを手がけているハリー・ブディマンという人。

R&B、ヒップ・ホップなどのブラック・ミュージックの要素をちりばめたおしゃれな感じのポップス。この女性ボーカルは新人ながらこなれた感じでけっこう上手いですね。アリシア・キースとか好きそうです。コーラス・ワークもしっかりしてるし、アレンジもそこそこ凝っていてインドネシアらしい南国R&Bなんですが、所々入るラップの部分が平凡でアレンジにもうひと工夫欲しいとこです。ジャカルタのおしゃれなショッピング・モールとかで流れてたら合いそう。

サイトは現在工事中ですが、5月1日に正式オープンだそうです。
TANGGA MUSIC.COM

Andien

2005年04月16日 10:00

Gemintang (wea CDW0093)
andien.jpg

01. Denganmu Sahabatku
02. Milikmu Selalu
03. Ku Akan Menanti
04. Menyambut Kasihmu Feat. Sova
05. Kucemburu
06. Menyanyi Menari
07. Satu Dua Dan Tiga
08. Gemintang
09. Untukmu
10. Cerita Lama

シティ・ヌルハリザになりたかったけど、ちょっと違っちゃった〜みたいな(ゴメンね!)ジャケットのアンディエンの3年ぶりのニュー・アルバム(2005年)です。前作「Kinanti」ではインドラ・レスマナはじめとするサウンド・プロダクションが光っていて、けっこう好きなアルバムでした。今回は売れっ子ギタリスト&コンポーザーのトパティを中心にしたプロデュースで、前作ほど凝ったアレンジは影を潜め、都会的でオーソドックなポップ・アレンジになってます。ちょっと肩透かしされた感じですが、聴き込むうちにヴォーカルは聴きやすいし、これはこれで良いアルバムじゃないかと思いました。今回、彼女は10曲中7曲作詞を手がけていて、別の才能も見せています。しかし彼女15歳でデビューして今年でもう20歳なんですね。時が経つのは早いもんです。

アンディエンは歌い上げるタイプの歌手ではなく、あくまでソフト&メロウな歌い方が個性になっています。軽いボサノバ・タッチのジャジーな演奏とかに程よくマッチしていて、なんともいえないインドネシア的なぬくもりを醸し出しています。歌の表現力も一段と増して随分と味わいが出てきましたね。ラストのブルージーな曲( Cerita Lama)とか、ハスキーな声にゾクっときましたよ。

Dina Novita

2005年04月15日 07:52

Tak Tik (Maeswara musik MS-0345)
dina_novita.jpg

どうしてもダンドゥット臭がしてしまうこのジャケットのセンス。もうたまりませんね。イナセナ帽子かぶったこのディナ・ノフィータさん、良く知りませんが顔にベテランという感じが滲みでちゃってます。

お〜1曲目はなんと、80年代日本でダンドゥットの大旋風を巻き起こした(大袈裟か?)レイノルド&カメリアのレイノルド・パンガベアンの曲じゃないですか。ヘビーなギターのリフに切り込むようなこのスリンの音。いや〜このアレンジは往年のレイノルド&カメリアを彷彿させてメチャクチャ、カッコいいっす。ディナ嬢も乗りに乗った熱〜いダンドゥットを聴かせてくれます。ハッキリいって惚れましたよ。2曲目はこれもな〜んとダンドゥット・マエストロのマラ・カルマ〜。この人の曲が悪かろうはずはありません。切れ味の鋭いシャープなアレンジでせまりまくります。やっぱりダンドゥットはこうでなくっちゃいけませんね。なんか彼女の歌がインドネシア語なんですが、「あんたチャラチャラしてんじゃないわよ」って聞こえますぜ。いや〜巻き舌がドスが効いてるな〜。3曲目は男心をくすぐる胸キュンなダンドゥット。ドン、ドンドンという聞き覚えのあるサビの音はヘンドロ・サキのアレンジじゃありませんか。相変わらずイントロも凝ってます。このダンドゥット黄金トリオによる3曲だけでも、このカセットは買いでしょう。他の曲はウカット・S作によるダンドゥットの王道路線でじっくり聴かせます。久しぶりにスッキリしたダンドゥット聴きましたよ。


dina02.jpg

Rieka Roslan

2005年04月14日 05:04

Mata Ketiga (Rieka Roslan Recording)
rieka_roslan.jpg

インドネシアのファンキーなR&Bバンド、ザ・グルーブ(The Groove)のリード・ボーカリスト、リエカ・ロスランのソロ・アルバム(2005年)です。自身のレーベル(Rieka Roeslan Recording)だから自主制作盤なんでしょうかね?パーカッショニストと共作した2曲以外は全て彼女の作詞作曲です。

アルバムはソフト&メロウなR&Bナンバーにクールなジャズやラテン、レゲエの要素を加味したような感じです。ザ・グルーブのバンド・アンサンブルとはちょっと違った趣で、ジャズの要素が濃くなってますね。クレジット見たらアクサン・シューマン、インドラ・レスマナ、リザ・アシャドなど有名なインドネシア・ジャズ系ミュージシャンが参加してます。ライブ・レコーディングが2曲入っています。マリリン・モンローのようなセクシーなハニー・ボイスのヴォーカルを聴かせるスウィング・ジャズ調の「My Heart」は彼女の甘い声質に合ってますね、あとリザ・アシャドのアコーディオンとちょっぴりガムランの音も聞こえるサンバ調の「Biar Kunikmati」などがベスト・トラックってとこですか。ボーナス・トラックの最後の2曲は子供のコーラスを使っていて彼女の優しさが滲み出ていてそれなりに和めました。

Janji Joni

2005年04月13日 03:24

Original Soundtrack (Aksara Records aks005)
janji_janji.jpg

日本でも公開された映画「ビューティフル・ディズ」の主役のニコラス・サプトラ君主演の最新作「Janji Joni」のサントラ盤です。インドネシアでは珍しい紙ジャケ使用のアルバムです。映画の方はまだ見てないんで、ストーリーがわからないですが、映画にちなんだラブ・コメディーのようです。他に去年見た中で良かったインドネシア映画「Arisan !」で好演技を見せたスルヤ・サプトラ(SURYA SAPUTRA)が出演しています。彼はコーラス・グループ「Cool Colour」のメンバーでデウィ・サンドラの旦那さんだったんですね。最近知りました(汗)。「ビューティフル・ディズ」でチョイ役で出演していたベテラン・ロッカー、ギト・ロリーズやゲイの役で影絵芝居のダラン、歌手、俳優として活躍するスジウォ・テジョなど異色の顔触れです。

さてこの映画、何が変わってるかというと、このサウンド・トラックなんですね。インディーズ・レーベルのAKSARA RECORDのコンピレーションなんですが、かなりマイナーなアーティストばかり集めているようです。中でも前から私が注目してたバンドゥンのインディーズ・バンド、「The Jonis」が1曲入っています。その昔、バンドゥンの友人から送られてきたライブ・ビデオが面白く、かなりエグいステージで笑ってしまいました。

アルバムは名前も聞いたことのないようなアーティストばかりで、資料不足でどこの国のアーティストなのかわかりません。インドネシア語の歌が2曲のみで、後は全部英語詞。ブリット・ポップやらパンク、ジャズなどバリエーションはあるんですけど、なんだか中途半端なショーもないバンドも中にはありますね。異色だったのが、なぜかメンバー・クレジットのないファンク・ナンバーの「Setan Kredit」。これもしかしたらギト・ロリーズかな?Tommorow People Ensembleはインドネシアの若手ジャズ・バンドらしいですが、アナログ・シンセを効果的に使ってユニークな演奏を聴かせます。ラウンジ・ボッサ調が面白いWhite shose & the Couples Company(バンド名長過ぎ)の「Senandung Maaf」。このバンドのボーカリスト、サリ(Nn.Sari)の音楽趣味がなかなかよろしい。なんたってベニャミン・Sの曲をマイ・フェイバリット・ソング10に選んでんだもの。こういう趣味の良いインドネシアの女の娘と知りあいたいもんですなぁ〜。あとやっぱり「The Jonis」はやっぱ変テコリンでいいんだわ。声の低いヘタウマ・ボーカルなんだけど、キメのリフ、「ジョニス、ジョニス、ジョニス」の女性コーラスとの無駄な盛り上がり、笑いました。アナログ・シンセの使い方もよろしいです。

映画「Janji Joni」のオフィシャル・サイトです。(改装中?)
Janji Joni Official Site

亜細亜歌謡の夜

2005年04月12日 13:14

asian_kayou.jpg

イベントのお知らせです。
ゴールデン・ウィーク前の4月28日に渋谷の「国境の南」でアジア歌謡のDJイベントやります。私(Osamu)と東南アジア・ポップス・フリークのBongo Manさんが、あくまで歌モノにこだわったアジア歌謡をかけまくります。このBlogで紹介しきれないものなども多数用意いたします。連休前のひととき、美味しい酒とアジアの音楽に浸ってみませんか?ぜひ気軽にお立ち寄りください。

会場の「国境の南」についてはこちらをご覧ください。
国境の南

DoobaDoo

2005年04月06日 01:49

(GRAMMY G-0548009)
doobadoo01.jpg

これはユニークなアコースティック・スウィング・ジャズ感覚のポップ・アルバムですね。ピチガーという女性ボーカリストとジェーラサーというギター、キーボード、ドラム、ベース、プログラミングもこなす男性の2人組ユニットです。何かインディーズっぽい作りですが、メジャーのグラミーからの今年(2005年)のデビュー・アルバム。タイ・ヒップ・ホップ界の中心人物、ジョーイ・ボーイがエクゼクティブ・プロデューサーというから制作陣もユニーク。インドネシアのネオ・アコ・バンド、Moccaにちょっと似た雰囲気なので嬉しくなりました。このCDはリミックス・バージョンのCDも付いたスペシャル盤2枚組です。

サウンドの基本はギター、キーボード、フレットレス・ベース、ドラムスに、曲によってピアノを加味したシンプルなジャズ・コンボ編成。このアルバムの魅力はなんといってもピチガーちゃんのタイ語のキュートなヴォーカル。バックのシンプルな演奏も彼女の繊細なボーカルを程よく引き立てていて好感が持てます。1曲目なんかアコースティックなスライド・ギターも入ったしゃれたアレンジで、感心しちゃいました。おやじリスナーの私は往年のマリア・マルダーなど連想しちゃいますね。2曲目の「Mai chai poo chai」はチャールストンの踊りが似合うブラス入りの軽快なスウィング・ジャズで歌詞のフレーズもキャッチーで面白いです。3曲目はストリングスも入ったゴージャスなジャズ・バラード。アンニュイなピチガーのヴォーカルも情感があって良いです。ラストはアップテンポのジャズですが、リズムに乗ったピチガーの早口のスキャットがカッコいいです。いや〜こんなお洒落でポップなアルバムが出てくるとはタイ・ポップスはやっぱり面白い。

もう1枚のリミックスCDはダンス・ビートのクラブ使用っぽい作りですが、特に真新しい音はないので1枚で十分という気がしました。


doobadoo02.jpg

こちらで2曲試聴できます。
eThaiCD.com : DoobaDoo

オイ・ガトーン

2005年04月05日 22:20

ワート・キット・ワート・ワン(将来の夢)
oi_gaton.jpg

ガトーンのアルバムで美声を響かせていたのがこの女性歌手オイ・ガトーン。ガトーンを脱退してソロに転向した女性歌手です。プンプアンのカバー集を出したりして、意外な面を見せていました。これは2004年に発売された最新作。80〜90年代のプアチーウィットの代表曲10曲を歌った企画アルバムのようです。プアチーウィットは歌詞が重要だと思うのですが、彼女のストレートで美しいボーカルは言葉が解らなくとも心に響いてきます。聴く人の熱いハートがあれば何でもOKじゃないでしょうか?社会派の歌なんですが親しみやすい美メロですので、懐かしくも耳に心地よい良質のポップ・アルバムとなってます。

ガトーン

2005年04月04日 22:15

ノンストップ(AGCD-1027)
katon.jpg

忙しくって意地の更新も止まっちまってますね。最近、疲れて仕事してるときに聴くのが、最近出たこのガトーンのノンストップCD。おなじみの曲が次から次へと18曲出てくるので、懐かしいやら楽しいやらで仕事もはかどるってもんです。

ガトーンはその昔、日本盤もでていたのでよく知られているバンドだと思います。プアチーウィット(生きるための歌)と呼ばれるジャンルの社会派のフォークロック・バンドです。ロック・バンドの編成にタイの民族楽器をミックスさせ、アジアのロックらしいぬくもりのあるビートが好きでした。歌詞はかなりメッセージ性が強く戦争や当時のタイに経済進出している日本企業なども批判の対象にしていました。ガトーンの中で魅力的だったのが女性ボーカルのオイ・ガトーン。そのストレートで素朴な歌声が独特の味わいを醸し出しています。今、改めて聴いてもこの個性的なバンドの輝きは失っていませんね。

「サオ・ラム・ウォン」、「ジープン・ユンピー」、「サムライ・プーク」など初期の代表的なヒット曲が収められていますので、興味を持たれた方にはオススメです。

プアチーウィットの参考サイト
SAWADEE MUSIC-プアチーウィット

Paris By Night 77

2005年04月03日 16:00

pbn77.jpg

アメリカで行われているヴェトナム歌謡ショウ「Paris By Night」が今年で30周年を迎えました。コンサートの模様を収めたビデオが4月に発売になったそうです。私のアイドル、ニュー・クイン(Nhu Quynh)が3曲歌ってるようです。


nhu_quinh01.jpg

日本でも話題になりつつある?トップ・スター、ニュー・クインはただいまソロ・アルバムのレコーディング中。う〜ん早く聴きた〜い。

GIGI Live at Jakarta Hard Rock Cafe

2005年04月02日 10:53

Photo by korharum
gigilive01.jpg

gigi_live02.jpg

インドネシアのロック・バンド、ギギ(GIGI)が今月のアメリカ・ツアー直前にウォーム・アップ・ライブを3月30日にジャカルタのHARD ROCK CAFEで行いました。この写真は友人が携帯で撮った写真を送ってもらったものです。ギギは今月ニューヨーク、ロサンジェルスなど計5回のライブを行う予定です。

関連サイト
Official Site of GIGI(改装中)
GIGI Fans Club Japan
ブログ内のギギの記事

Phi Nhung (ピー・ニュン)

2005年04月01日 22:50

Ngua O Thuong Nho (Thuy Nga TNCD318)
phi_nhung.jpg

多忙でなかなか更新のお時間とれまひぇん。今日はなんとかこれだけ。

いいんですよ、このヴェトナムのお姐さん。アメリカ西海岸のヴェトナム人コミュニティの中で活躍している歌手です。顔は面長だけど、声がスウィートで可愛いんだこれが。おまけにヴェトナム独特の声がひっくり変えるコブシがコロンコロン回っちゃって歌唱力も申し分なし。ちょっとニュー・クインと歌い方が似ている部分があります。バックの演奏も民族楽器をふんだんに使っていてアレンジも凝ってて面白いです。途中、弦楽器だけのアンサンブルを使った男女の掛け合いによる劇のような歌があって、ヴェトナム色濃厚な歌と演奏が楽しめます。ニュー・クインに続く若手の歌手として注目したい人です。これから色々ヴェトナムの歌手を紹介していきます。


phi_nhung02.jpg

最近の記事