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2005-03-10

KRETEK

The Culture and Heritage of Indonesia's Clove Cigarettes
Mark Hanuz (Equinox Publishing)
kretek01.jpg

インドネシアの香りといえば、クレテック・タバコの匂い。インドネシア人の集まるところでは必ずこの甘い匂いが漂っています。私もインドネシアに行くと道端のタバコ売りのおばちゃんから一本売りで買って吸ってたりします。インドネシアのコンサートに行くとタバコ・メーカーの協賛が多いですね。ダンドゥットのコンサートなどに行くと、初対面のお兄ちゃんがスッとクレテック・タバコの箱を突きだし「一本いかが?」みたいな感じで勧められます。タバコを共有することが、独特のコミュニケーションの手段としているようです。

さてこの本はタバコとクローブ(丁子)、調味料?をブレンドさせた独特のクレテック・タバコの歴史や製法、製品などを詳細に研究、調査した本です。ハード・カバーの大判で分厚い本ですが、製造プロセス、パッケージ、広告、紙巻きやインドネシア各社のタバコなどの写真が満載で見ているだけでも面白いです。しかしすごい数の種類出ているんですね。これを見るとインドネシア国内の重要な産業の一つであることがうかがえます。

クレテック(Kretek)の語源は、トウモロコシや紙片に巻かれたタバコの中のクローブがパチパチと燃える擬音(keretek-keretek)からきていると言われているそうです。クレテック・タバコの製造は複雑で、クローブと何か独特の調味料が使われているようです。それはタバコ会社の企業秘密のようですね。

クレテック・タバコの創始者は数人の主張者がいるそうですが、ハジ・ジャマーリ(Haji Jamahri)という人が1880年代前半の頃に自身の喘息の薬として使用したのが最初のようです。話によると胸の痛みはなくなったそうですが、果たして本当の効果の程はわかりません。彼はそれから薬局を通じてクローブ・タバコを販売したそうです。

この本にはインドネシアの各クレテック・タバコ会社(サンプルナ、ベントール、ジャルム、グダン・ガラム)の歴史も載っていて興味深いです。個人的にはインドネシアらしい素朴な味のあるタバコの広告が面白かったです。


kretek02.jpg

参考サイト
Indonesian Clove Cigarettes online store
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